2017年通関
   6月の飼料トウモロコシ輸入
  83万8252トン前年比2.2%微増
 米国産のシェアが99.6%と上昇
     
  財務省関税局は去る7月28日に2017年6月分の輸入 関実績を公表した。このうち「飼料用トウモロコシ」の輸入量は、各国合計が83万8252トンと、前年同月の82万460トンに比べ、数量で1万7,792万トン、比率で2・2%の微増となった。
 3月までは、降雪による流 問題で米国産が減少し、不足分を7年振りに中国産がカバーしていたが、4月以降は中国からの実績は皆無となっている。
 本年の飼料用トウモロコシ輸入経緯は、飼料需要の減退から1月が8・5%の減少、2月も28・0%の大幅な減少だった。3月は3カ月振りに前年実績を6・2%上回った。4月も0・7%の微増、前5月も16・8%のこの分野では大幅な増加となり、当月も含め4カ月連続での前年増となっている。
 ただ、2月の大幅減少から、1〜6月累計の輸入実績は、482万8957トンで、前年同期を19万3013トン(3・8%)下回って推移している。
 2017年6月のトウモロコシの輸入金額は、各国合計が185億3,913万3,000円で、CIFベースでのトン当たり輸入単価は、2万2,116円と、乾燥天候による相場上昇から、前年同月の2万694円に比べ、トン当たり1,422円(6・9%)上昇している。
 輸入単価は、為替の乱高下から、当月は円高に振れた事で、前月に比べると同589円(2・6%)の下落に転じている。
 シカゴトウモロコシ相場は、生産地の乾燥天候等から7月までは反転していたが、その後天候が回復傾向となり軟化している。
 直近のトウモロコシ相場は、現地8月7日の期近相場がブッシェル当たり372・25セントと、前月同期に比べ更に10セント(2・6%)下落している。
2017年6月単月及び1〜6月累計の主要輸入国別の実績と金額は次の通りである。
ロシア 3,436トン(7197万5,000円)、1〜6月累計19万7,941トン(44億4,281万7,000円)
米 国 83万4,816トン(184億6,715万8,000円)、同434万9,231トン(986億9,303万円)
6月合計 83万8,252トン(185億3913万3000円)、1〜6月累計482万8,957トン(1,094億8,229万6,000円)

 


2017年通関(DDGS輸入)