ドレッシング類
   8月生産3万5272トン前年比1.8%増  
  マヨ4カ月振りに前年割れ
 その他の種類は前年実績上回る 
     
   全国マヨネーズ・ドレッシング類協会(東京都中央区)は先週9月20日に、2017年8月分のドレッシング類(サラダ用調味料を含む)の生産動向について明らかにした。
 同協会(会員数10社)の製品分類によると、「その他半個体状ドレッシング」には、サラダクリーミードレッシング、その他半個体ドレッシングが含まれる。
 「液状ドレッシング」とは、乳化液状ドレッシング、分離液状ドレッシングの計である。
「ドレッシングタイプ調味料は、ノンオイルドレッシングである。ドレッシング累計には、サラダ用調味料を含む——など4つのカテゴリーに分類している。
 それによると2017年8月の「ドレッシング類」の生産合計は、3万5,272トンと、前年同月の3万4,660トンに比べ、数 で612トン、比率で1・8%の増加となった。
 本年のドレッシング類の生産経緯は、天候不順による野菜の高騰等を背景に1月が対前年比97・1%、2月が同98・6%、3月が同96・4%、4月が同98・8%と、2016年12月に前年を下回って以来、5カ月連続で前年実績を下回っていたが、5月は野菜価格が平年並みに落ち着いた事もあって6カ月振りに前年比で9・0%の大幅な増加となった。6月も0・7%の増加、前7月も6・4%の大幅増加と、当月も含め4カ月連続で前年実績を上回った。
 2017年8月の製品 生産 は「マヨネーズ」生産 が1万8,481トンで、前年同月の1万9,187トンに比べ、数 で706トン(3・7%)の減少となった。
 マヨネーズ生産は、本年3月に5カ月振りに前年実績を2・1%下回ったが、4月(対前年比100・0%)に前年並みに回復し、5月(同108・7%)が大幅増加、6月(100・6%)も微増、7月(106・1%)も大幅増加と3カ月連続で前年実績を上回っていたが、当月は4カ月振りに前年実績を下回った。8月は関東、東北地区で20日以上降雨が続くなど、日照不足から野菜の価格も上昇し、家庭での野菜サラダの出現頻度が低下したものと見られる。
 8月の「その他半固体状ドレッシング」の生産 は、5,633トンで、前年同月の5,137トンに比べ、同496トン(9・6%)の増加となった。
 8月の「液状ドレッシング」の生産 は、9,147トンと、前年同月の8,384トンに比べ、同763トン(9・1%)の増加となっている。
 8月の「ドレッシングタイプ調味料」の生産量も2,001トンで、前年同月の1,937トンに比べ、同64トン(3・3%)の増加となった。
 8月のドレッシング類は、マヨネーズ生産を除けば、全ての種類で前年実績を大幅に上回った。
 近年のマヨネーズ生産は、利用場面が野菜サラダ以外でも拡大しており、お好み焼き、おにぎりの具材、握り寿司、スナック菓子等の味を整える調味料としての利用が進み、基礎調味料として定着している。
 また、ドレッシング類の需給に大きな影響を与える野菜の価格動向については、農水省発表の9月11日の週(9月11日〜13日)の調査結 で、キャベツがキロ当たり178円で対前週比100%、対平年比109%、レタスが同569円で、同106%、同99%、たまねぎが同248円で、同97%、同86%、きゅうりが同628円で、同100%、同99%、トマトが同887円で同110%、同128%となっている。
 



 原料大豆の輸入量