原料大豆の輸入量
   大豆輸入増加も大豆粕が下落
 搾油コスト高で油価是正急務 
     
   搾油コストの有利性から原料大豆の輸入量が増加傾向となっている中で、シカゴの大豆豊作予想を受けて相場が軟化し現在進捗中の配合飼料メーカー向け10〜12月渡し「大豆粕」商談の下落要因となっている。
 10〜12月渡しは7〜8割まで進捗し、終盤に掛けて成約価格は軟化傾向にあるものの平均成約価格は前回7〜9月渡しの平均成約価格と同レベルとなっている。
 ただ、先週21日に決着した単飼ミール向けの10月渡し単月商談では、トン当たり2,500円の値下げで決着しており、バイプロが8割を占める原料大豆にあっては搾油コストの圧迫要因となっている。
 8月の大豆の輸入 は25万2,166トン(対前年同月比158・9%)に急増し、1〜8月累計も224万459トンと前年同期を5・3%上回って推移している。
 8月の大豆の輸入単価は5万483円で、前年同月比でトン当たり5,809円(10・3%)の安値となっている。
 一方の原料菜種は、7月までの輸入通関しか出ていないが、トン当たり輸入単価はカナダ・ドルの上昇もあって同5万2,300円と、前年同月に比べ5,174円(11・0%)の上昇となっている。
 搾油コストの有利性から大豆が買われているが、大豆粕の下落から大豆油のコストも上昇しており、原料が上昇している菜種油だけでなく10月以降の大豆油の価格是正も急務となって来ている
 



 東京油問屋市場