日本マーガリン工業会
   臨時総会で岩垂新専務理事選任
 定例会見で「業界発展のため尽力」
     
   日本マーガリン工業会(東京都中央区・郡昭夫会長)は21日、9月度理事会、臨時総会を開催し、植田勉専務理事の退任に伴う新専務理事に岩垂肇氏を選任した。マーガリン公正取引協議会の専務理事も兼務する。任期は植田前専務の残存期間である平成31年度の定時総会日まで。
 25日の定例記者会見では、岩垂新専務理事が抱負を述べるとともに、9月度理事会の概要については植田勉前専務理事が報告した。
 岩垂肇氏は昭和32年1月1日生まれ、東京都出身。東京大学農学部を卒業後、農水省に入省。食品流 の市場の仕事からスタートし、中国・4国農政局、関東農政局、近畿農政局など地方勤務が長く、最後は消費者行政・食育課で「食育白書」に携わり、定年で退官。この間、本省では食品油脂課にも在籍。マーガリン工業会の三宅元専務、日本植物油協会の神村前専務が課長だった時に一緒だったこともあったというが、油脂の仕事ではなく、「当時、特定保健用食品が発売された時で、新食品班でトクホ関連やデキストリンなど機能素材について担当した。従って直接、油脂とはかかわっていなかったので、今回、油脂の仕事は初めてとなる」という。「初めてのところなので、しっかりと勉強していきながら、業界発展の一助になるように努力していきたい」と抱負を述べた。
 マーガリンについて、イメージすることは「個人的な感覚で言うと、昔の給食の時のマーガリンが記憶に残っている。非常に塗りやすく、使いやすいというイメージ。また、バターに比べサラッとしているという風に感じている。最近は健康情報が溢れ、そのたびに消費が大きく揺らぐというのは、いかがなものかと思っている。どんな良いものでも食べ過ぎは良くないわけで、バランスよく食べることが重要であると認識している。日本の場合は、和食=ご飯を食べるのが習慣となっており、欧米と比べ、そこでバランスがとれているように思う。トランス脂肪酸の問題もあるが、食生活の違う欧米と対比して議論するのは、どうかなと感じてはいる」と語った。
 9月度理事会の概要については、植田前専務が説明。報告事項としては
①EUにおける植物油脂、育児用調製粉乳等中のグリシドール脂肪酸エステル類の基準値のパブリックコメントについて
②産業技術史資料に対する調査協力について
③TPP、RCEPについてーー
 



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