米農務省(USDA)
   17/18年全綿花・飼料穀物需給
  綿花イールド1.8%更に拡大
 飼料穀物は生産増で在庫1.6%増
     
   米農務省(USDA)は去る9月12日(現地時間)に今年5回目の報告となる2017/18年クロップの米国産「飼料穀物」及び「全綿花」の需給予想を発表した。
 このうち米国産全綿花の需給見通しでは、耕地別で作付面積を前月(8月10日)発表から56万エーカー(4・6%)増の1262万エーカーに、収穫面積も同46万エーカー(4・2%)増の1,151万エーカーにそれぞれ上方修正した。
 イールド(エーカー当たり収量)についても天候の回復等により前月から更に16ポンド(1・8%)上方修正して908ポンドとした。
 イールドの上方修正により生産量は、前月発表から更に121万俵(5・9%)上方修正して2,176万俵(1俵=480ポンド)となった。
 供給量は、期初在庫を前月から5万俵(1・8%)下方修正して275万俵とした事で、供給合計は、前月から更に116万俵(5・0%)上方修正して2452万俵となった。
 全綿花の需要 は「国内」(335万俵)については、前月発表を据置いたものの、「輸出」については同70万俵(4・9%)上方修正して1,490万俵とした事で、需要合計は同70万俵(4・9%)増の1,825万俵となった。
 需要量の増加を上回る供給量の上方修正により、9月末の期末在庫予想は、前月から更に20万俵(3・4%)上方修正して600万俵丁度となった。
世界の綿花生産2.9%増加
ブラジルが50万俵増産へ

 世界の綿花生産では、米国以外にもインドが前月から100万俵(3・4%)増の3,000万俵丁度に、ブラジルも同50万俵(7・1%)増の750万俵に、トルコも同20万俵(5・6%)増の380万俵に、オーストラリアも同20万俵(4・2%)増の500万俵丁度に、その他も同2万俵増の390万俵にそれぞれ上方修正した事で、全世界では同344万俵(2・9%)上方修正して1億2,075万俵となった。
 その他の主要生産国のパキスタン(915万俵)、中国(2,450万俵)、ブルキナファソ(140万俵)、マリ(130万俵)、ウズベキスタン(370万俵)、トルクメニスタン(140万俵)の各国は前月発表を据置いている。
 一方、米国産飼料穀物の需給予想では、耕地別で作付面積(1億180万エーカー)、収穫面積(9,160万エーカー)のいずれも前月発表を据置いたものの、イールドについては、前月から僅か0・01トン(0・2%)上方修正して4・08トンとした。
 イールドの上方修正から生産高予想は、前月から90万トン(0・2%)上方修正して3億7,360万トンとなった。
 需要量は「輸出」(5,250万トン)は前月発表を据置いたものの、「国内」を同120万トン(0・4%)下方修正して3億2,590万トン)とした事で需要合計は同130万トン(0・3%)下方修正して3億7,830万トンとなった。
 供給の増加を上回る需要の減少で飼料穀物の期末在庫予想は前月発表から100万トン(1・6%)上方修正して6,210万トンとなった。
 



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