昭和産業㈱
   内定式後に「天ぷら研修」を開催  
  来春入社の内定者34人参加
 SHOWA魂や製品理解の促進に
     
   昭和産業㈱(東京都千代田区内神田・新妻一彦社長)は2日、同本社のプレゼンテーションルームで、2018年4月入社予定の内定者を対象に「昭和産業内定式 天ぷら研修」を開催した。当日は、入社内定者34人が参加。中村圭介専務、檜前慶一専務が天ぷら職人をイメージした装いで登場し、天ぷらの揚げ方のコツを伝授した。
 内定式後に行われた「天ぷら研修」は、昨年に続いて、2回目の開催。来春入社の内定者34人(男性22人、女性12人/院卒17人、学卒17人)が実際に同社製品(天ぷら粉、食用油)を使い、いろいろな食材の天ぷらに挑戦した。
 研修では、中村専務が「他社に先駆けて国内で初めて家庭用天ぷら粉を発売し、その後も挑戦と創造の精神でさまざまな課題にチャレンジして成長してきたことや先輩たちから脈々と受け継いできた『SHOWA魂』、昭和産業のアイデンティティを皆さまに知ってもらうことを目的に、天ぷら粉という当社の代名詞とも言える商品を使った研修を行う。また同時に、改めて社会人になる自覚を持ってもらいたいと考えている。初回の昨年は、内定者の皆さんにこの企画を伝えることなく、いわばサプライズで実施したが、その後、感想を聞いてみると『勉強になった』『貴重な体験ができた』と好評だった。〃SHOWA魂〃の伝承や内定者同士、そしてわれわれ経営陣とのコミュニケーションの機会を作るという からも、今後もこの研修を継続的に実施していきたい」などとあいさつした。
 内定者は6班に分かれ、テーマと食材を決めて「魔法の天ぷら粉」、「オレインリッチ」を使い、天ぷら調理に挑戦。天ぷら職人の衣装に衣替えした中村専務、檜前専務が各グループを視察し、アドバイスなどをおくった。「ホットケーキが大好きで、小さい頃から昭和産業のホットケーキミックスで育った。いまは、ケーキのようなホットケーキミックス押し」と語る内定者の一人(女性)は「内定式で天ぷらを作るなんて、他ではないと思うし、とっても楽しいです。食品メーカーに勤めることができて良かったなと思います」と笑顔で話していた。
 研修の最後には、檜前専務が「天ぷら粉は、当社が初めて開発したもの。家庭用の天ぷら粉が初めてできたのは1959年で、昭和産業が天ぷら油と天ぷら粉をセットにして販売した。ところが、ぜんぜん売れなかった。何故かというと、みんな小麦粉で揚げていたから。一年後、当時、倉庫に眠っていた大 の在庫を個人貿易をやっていた青年がアメリカで売りませんか、という提案をしてきた。折しも、米国では日本食ブームが盛り上がっており、これが売れた。それで翌年、日本でもう一度大々的に売ろうということから、1961年に家庭用天ぷら粉を発売し、当社のベーシカル商品となったわけである。その時の創造と挑戦の精神を今も受け継いでいるものと思っている。天ぷら粉をはじめ家庭用の商品もたくさんあるが、単体での家庭用の売上げは10%で、残り90%は食品原料として売っている会社である。すべての食品メーカーが当社のお客さんということになる。朝起きて夜寝るまで、必ずどこかで当社の製品を口にしているはずだ。それはパンになり、麺・パスタになり、冷凍食品、お漬物、飲料、ビールなど、ありとあらゆる食品の原料を我々は販売している。それが、穀物ソリューションカンパニーである昭和産業の生業、ベースとなっている。どうぞ、こうしたことを胸に刻んでいただきたい。皆さんは来年の4月、昭和産業の門をくぐっていただく大事な仲間である。あなたたちは素晴らしい素材であり、獲れたてのエビである。それに能力、知識あるいはスキル、経験の衣を着て、社会という油の中に飛び込んでもらい、自由に仕事をしてほしい。天ぷら油は熱く、そう簡単ではないが、昭和産業の仲間と一緒に、立派な黄金色のおいしい天ぷらに揚がっていただきたいと思っている。来春、また皆さまとお会いできることを楽しみにしている」とメッセージを贈った。
 



米国牛脂