米油メーカー筋
   10〜12月渡しの「脱脂糠」
 商談生糠供給安定して据置き決着
 
     
   米油メーカー筋は3日、系統飼料メーカー向け2017年10〜12月渡し「脱脂糠」商談が、関東、関西共に、堅調な原料生糠の需給環境を背景に前回7〜9月渡しの平均決着価格と同値据置きで決着した事を明らかにした。据置き決着は4〜6月渡しから3・4半期連続となる。
  今回の据置き決着で、配合飼料向け脱脂糠価格は、関東地区がキロ当たり24円80銭で、関西地区が同25円90銭で流通する事になる。
 昨年後半からの脱脂糠商談は、2016年7〜9月、10〜12月渡しと2四半期連続で据置き決着していたが、本年1〜3月渡しでは、脱脂糠の過剰在庫から、3四半期振りにキロ2円の値下げ決着となっていた。
 脱脂糠商談の環境は、同期の糟糠類のうち、フスマがトン当たり1,000円(キロ1円)、グルテンフィードも同2,000円(同2円)値上げされる中で、生糠の需給が安定している脱脂糠だけ、前回と同値据置き決着したもののである。
 原料生糠の需給環境は、競合する飼料向けや、エノキ茸向けが、飼料用は生糠より安い原料にシフトし、エノキ茸用も、生産過剰で茸価格が低迷し、生産調整を行っている事から、搾油用の生糠の集荷が堅調になつている。
 因に1〜8月の生糠処理 は、21万9,489トン(対前年同期比103・9%)に増加している。
 



 昭和産業㈱