8月分の輸入通関実績 
    8月魚粉輸入1万9,987トン(前年比14%増)
  単価14万6234円で2.8%高値
 ペルー産シェアが27%に上昇
 
     
  財務省関税局は去る9月28日に2017年8月の輸入通関実績を公表した。このうち養魚飼料に配合される「魚粉」(フィッシュ・ミール)の輸入実績は、各国合計で1万9,987トンと、前年同月の1万7,465トンに比べ、数 で2,522トン、比率で14・4%の増加となった。
 本年の魚粉の輸入経緯は、水産飼料配合率の低下傾向から1月が同21・5%の大幅な減少、2月も同6・4%の減少と、2カ月連続での前年割れとなっていた。3月は同8・3%の増加、4月も32・8%の増加、5月も25・1%の増加、6月も38・1%の増加、前7月も54・2%の大幅増加と、3月以降は当月も含め6カ月連続での前年増となった。
 3月以降の増加傾向から1〜8月の輸入累計は10万7,493トンと、前年同期を1万5,441トン(16・8%)上回って推移している。
 南米ペルーからの輸入実績は、同国が7月末にアンチョビー漁前期シーズンを終了し、まずまずの漁獲があった事から5464トンと、全体に占めるシェアは27・3%で、前月から16・4ポイント上昇している。
 また、エクアドル、チリも含めた南米3カ国からの輸入実績は9,422トンで、全体に占めるシェアは47・1%と前年同月の40・1%から7・0ポイント上昇した。前月からも僅か1・0ポイントではあるが上昇している。
 8月の魚粉の輸入金額は、各国合計で29億2,277万3,000円で、CIFベースでのトン当たり輸入単価は14万6,234円と、前年同月の14万2,210円に比べ、トン当たり4,024円(2・8%)上昇している。
 輸入単価は、為替の乱高下や、ペルーの豊漁による魚粉相場の軟化もあって前月に比べると3152円(2・1%)の下落に転じている。
 ペルーの2017年アンチョビー(カタクチ・イワシ)後期シーズンについては、現在IMARPE(ペルー海洋研究所)による試験操業が行われており、11月中旬には解禁予定である。
 2017年8月(500トン以上)単月及び1〜8月累計の主要国別輸入実績と金額は次の通り。

ベトナム=1,560トン(1億8,278万2,000円)、1〜8月累計6,864トン(8億3,445万8,000円)
タイ=1,160トン(1億3,687万円)、同6,980トン(8億2,478万5,000円)
フィリピン=707トン(7,215万6,000円)、同2,013トン(2億1,893万1,000円)
フィリピン=707トン(7,215万6,000円)、同2,013トン(2億1,893万1,000円)
デンマーク=825トン(1億4,840万円)、同3,086トン(5億5,665万3,000円)
1,511トン(2億2,156万9,000円)、同5,679トン(9億2,420万4,000円)
エクアドル=1,320トン(1億6,457万8,000円)、同9,709トン(12億5,791万7,000円)
ペルー=5,464トン(8億9,063万9,000円)、同2万6,317トン(43億9,882万9,000円)
チリ=2,638トン(4億6591万6,000円)、同1万6,058トン(30億8,489万7,000円)
セーシェル=500トン(6,157万3,000円)、同1,400トン(1億7,550万1,000円)
南アフリカ=1,185トン(1億6,956万5,000円)、同3,386トン(5億2,565万4,000円)
8月合計=1万9,987トン(29億2,277万3,000円)、1〜8月累計10万7,493トン(165億723万4,000円)
 


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