日本フードサービス協会(JF)
   8月の外食産業市場動向調査 
   全店売上げ前年比3.5%増に
 天候不順も客数、客単価は伸長
   
    日本フードサービス協会(JF)はこのほど、今年8月度の外食産業市場動向調査結果を発表した。
 全店売上げは前年同月と比べ3・5%増となり、12カ月連続で前年同月を上回った。客数が同1・8%増と伸長し、客単価も同1・7%上がった。当月は、東京で21日間連続降雨を記録するなど、東日本・北日本は日照時間が少なく、低温の日が続いたことで客足に影響したものの、各社のキャンペーン等の集客努力もあり、リオ5輪の開催で外食需要が低調だった昨年と比べ、客数は増加した。
 店舗数は同0・4%増で推移している。
 業態別の動向は、ファーストフードは売上げが同4・9%増、客数同2・5%増、客単価同2・3%増。業種 では「洋風」の売上げが同8・0%増(客数4・8%増、客単価3・1%増)。各社まちまちだったが、地域対決キャンペーンなどのメニュー企画が奏功した。
 「和風」は同1・1%減(同1・4%減、同0・3%増)。朝食の新メニューやセットメニューが好評で客単価が上昇した。「麺類」は同5・1%増(同3・1%増、同2・0%増)。夏の新メニューで集客がアップ、店舗数も増えた。「持ち帰り米飯/回転寿司」は同0・3%減(同3・1%減、同2・8%増)。店舗減や天候不順が影響した。アイスクリームやカレーが含まれる「その他」は同5・5%増(同4・3%増、同1・1%増)。アイスクリームがゲームアプリとのコラボレーションキャンペーンで客数を伸ばした。
 ファミリーレストランは売上げが同2・1%増、客数同0・5%増、客単価同1・6%増。業種 では「洋風」の売上げが同1・5%増(同0・3%増、同1・2%増)。天候不順で客数が伸び悩んだものの、フェアやサイドメニューの販促で客単価が上昇したところもあった。「和風」は同1・1%減(同1・4%減、同0・3%増)。繁忙期であるお盆の時期の雨が客足に影響した。「中華」は同3・0%増(同1・4%増、同1・6%増)。引き続き、お得なカードキャンペーンなどが奏功した。「焼き肉」は同9・1%増(同8・4%増、同0・6%増)。お盆の時期の集客が好調だった。
 パブ・居酒屋は売上げが同0・8%減、客数同0・1%減、客単価同0・7%減。「パブ・ビヤホール」が同1・0%増(同4・2%増、同3・0%減)。天候不順の影響で不調だったが、サッカーなどスポーツイベントで集客した店があり、売上げは伸長した。「居酒屋」が同1・3%減(同1・6%減、同0・3%増)。依然として店舗数減の影響が強い。
 ディナーレストランの売上げは同6・2%増、客数同5・7%増、客単価同0・4%増。各社まちまちも、首都圏などで気温の低い日が続いたことから、鉄板焼きなど温かいメニューが売れた。喫茶は売上げが同2・2%増、客数同0・6%増、客単価同1・6%増。天候不順で客数は伸び悩んだものの、国産食材や増 を訴求した夏物ドリンクが好評で客単価を押し上げた。
 店舗数はファーストフードが同0・5%増(洋風0・6%減、和風0・8%増、麺類3・0%増、持ち帰り米飯/回転寿司1・5%減、その他1・4%増)、ファミリーレストランが同0・9%増(洋風1・0%増、和風0・2%減、中華1・1%増、焼き肉2・6%増)、パブ・居酒屋が同3・9%減(パブ・ビヤホール2・0%増、居酒屋4・8%減)、ディナーレストランが同1・3%増、喫茶が同1・3%増。
 


  2017年通関/8月の米油