2017年通関
    8月菜種粕輸入632トン前年並み
   飼料用は国産中心に展開
  肥料用メイン累計で43%増加
   
    財務省関税局は去る9月28日に2017年8月分の輸入 関実績を公表した。このうち、この数年で輸入量が急減している「菜種粕」の輸入 は、各国合計で632トン(内、低エルカ酸菜種粕44トン)と、前年同月の634トンに比べ、数 で2トン(0・3%)の減少とほぼ前年並みの輸入実績となった。
 本年の菜種粕の輸入経緯は、1月が767トン(対前年同月比184・8%)、2月が703トン(同119・8%)、3月が237トン(同62・4%)、4月が790トン(同111・7%)、5月が819トン(同91・2%)の微減。
 6月が937トン(同402・1%)の急増、前7月が805トン(同600・7%急増となった。
 6月以降3カ月連続での前年増から1〜8月累計の輸入 は5,690トン(内、低エルカ酸菜種粕432トン)で、前年同期を1,702トン(42・7%)上回って推移している。
 最近の菜種粕輸入は、国内の搾油原料が菜種中心になった事もあって、飼料用を中心に国産菜種粕がメインに使われており、輸入ミールは急減している。
 ただ、国産菜種粕は飼料用を中心に流 している。国産の肥料用は割高(10〜12月渡しで、肥料用がトン当たり3万6,000円に対して、肥料用は同4万2,700円)になっており、海外が安い時には、月平均で710トン超の1定 の菜種粕が輸入されている。
 8月の菜種粕の輸入金額は、各国合計で2,056万2,000円と、CIFベースでのトン当たり輸入単価は、3万2,535円で、前年同月の3万5180円に比べ、トン当たり2,645円(7・5%)の安値となっている。
 輸入単価は、国産菜種粕の肥料向けに比べても1万165円(23・8%)安い事から、今後も1定 の菜種粕が輸入されるものと見られる。  2017年8月単月及び1〜8月累計の菜種粕主要国 実績と金額は次の通り。

▽中 国 95トン(525万円)、1〜8月累計1324トン(7,563万円)

インド 537トン(1,531万2,000円)、同4,330トン(1億2,977万2,000円)

▼8月合計 632トン(2,056万2,000円)、1〜8月累計5,690トン(2億686万7,000円)。

 


米国食肉輸出連合会