日清オイリオグループ㈱
   日清オイリオ第2四半期増収減益  
  営業利益47億円で15%減に
 油脂・油糧事業等の営業益33%減
   
   日清オイリオグループ㈱(東京都中央区・久野貴久社長)は11月2日、平成30年3月期第1四半期決算を発表した。
 連結業績は売上高1667億6100万円で前年同期比7・6%増、営業利益47億600万円で同15・1%減、経常利益44億8500万円で同12・4%減、四半期純利益34億7100万円で同12・4%減と増収減益なった。
セグメント量の状況は次のとおり。
油脂・油糧および加工食品事業
売上高1092億4500万円(前年同期比2・7%増)、営業利益17億7100万円(同33・0%減)。原料の調達 では、大豆価格は前年同期並みとなったが、菜種は上昇し、厳しい環境となった。ミールの販売は大豆粕、菜種粕とも拡販に努め、売上高は前年を上回った。油脂・加工食品の販売は、付加価値商品の拡販や新規取引の開拓などによって売上高は前年同期を上回ったが、利益 は下回った。
油脂は、ホームユースにおいてアマニ油やゴマ油などの付加価値品の販売が好調に推移するとともに、「日清ヘルシーオフ」をはじめとした機能性の高い油脂の拡販に努めた。業務用・加工用においても中食・外食向けなどの新規取引の開拓に取り組んだ。販売価格 では、原材料コストの上昇を受けた適正価格での販売に努めたものの、想定した価格には届いておらず、引き続き目標水準への到達に向けて取り組んでいく。加工食品はドレッシングが主力商品の販売が好調、マヨネーズ類も販売数 、金額で前年を上回った。ウェルネス食品についてもMCT(中鎖脂肪酸)関連商品の販売が引き続き好調に推移した。
加工油脂事業
  売上高467億900万円(同21・2%増)、営業利益24億2900万円(前年同期並み)。国内は、マーガリンにおけるアプリケーション提案に注力するとともに、チョコレート用油脂の既存取引も含めた拡販に取り組んだ。子会社の大東カカオにおけるチョコレート製品の販売が堅調に推移するとともに、日本国内向けの販売を中心としているT&Cにおける製菓原料等(調製品)の販売も好調に推移し、国内全体では売上高、利益とも前年を上回った。海外では、ISFにおけるパーム加工品の販売が相場の高値推移に伴うコストの上昇で厳しい環境となった。欧州向けを中心とした付加価値製品の販売が堅調に推移し、売上げは前年を上回り、利益 でも前年並みを確保した。
ファインケミカル事業
売上高90億1200万円(同7・0%増)、営業利益6億1300万円(同5・8%減)。化粧品原料は主要取引先への販売が好調に推移したが、韓国、欧州向けの輸出販売が前年を下回るとともに、海外子会社のIQLにおいても引き続き、厳しい環境が続いたため、売上高は前年を上回ったが、利益 では前年を下回った。食品・化学品その他は、MCTの販売が引き続き堅調に推移し、売上高は前年を上回ったが、化学品において原材料コストが上昇したことなどから利益 では前年を下回った。
その他
  売上高17億9400万円(同4・8%増)、営業利益1億5100万円(同8・4%減)。
 



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