ケンコーマヨネーズ㈱
   グループ総合フェア盛大に開催  
  炭井社長が事業環境と方針
 市場演出型でニーズに対応を
   
   ケンコーマヨネーズ㈱(東京都杉並区・炭井孝志社長)は11月7、8日、東京・新宿区のベルサール高田馬場でケンコーマヨネーズグループ総合フェア「KENKO ACTION 2017 変える 変わる」を開催した。2日間とも大勢の中食、外食関係者が来場する中、トレンドを先取りしたサラダ料理をはじめ、40周年を迎えたFDF(ファッションデリカフーズ)の世界、今秋冬の新商品を紹介するとともに、業態 の多 なメニュー提案を積極的に展開し、来場ユーザーの大きな注目を集めた。
 初日の7日には、炭井孝志社長が記者会見し、直近の市場環境について「国内景気は個人消費の加速や好調な企業による設備投資などが進み、緩やかな回復基調にある。株価も値上がりしているが、ただ、我々にとっては実感なき好景気という状況ではないかと思っている。外国人観光客のインバウンド需要は以前のように爆発的ではないものの、好調を継続。オリンピックまでは続くのかと思う。食品業界においては、女性の社会進出、単身世帯の増加、核家族化の進行などによって従来から言われているように、中食需要が引き続き堅調に進むものと見ている。我々の狙いもそこであると思うし、逆に中食、外食の現場では人手不足もあり、集中生産で需要に応えることができるのではないかと考えている。その辺りを業務用専門メーカーとして引き続き、注力していきたい。現在、進めている四つの工場建設についても、中食・外食需要やインバウンド需要を狙い、また、オリンピックも狙いながら需要に応えていく。そして、我々が生産したものを供給することによって、人手不足にも対応していきたいと思っている」との見解を示した。
 さらに、炭井社長は今回のフェアに関して「我々は業務用専門メーカーとしての市場演出企業を標榜している。その具現化、実際に市場を演出していくということをフェアで表現していきたいと思っている。従来から進めている業態 、分野 のメニュー提案についても細かく展開しており、業務用の食品メーカー、サラダを作るサラダメーカーであるということをフェアで確認していただければと考えている。今年度は中期経営計画の3年目になる。これまでやったことを表現する場でもある。また、今年はファッションデリカフーズというブランドで発売しているロングライフサラダが40年を迎えた。40周年のコーナーをぜひ、見ていただきたい。いま、全国の主要工場で生産しているこの商品は今後も、利便性・簡便性、日持ちがするということ、品質も味もどんどん向上しているということで、今後も継続していけるものと思っているし、我々の主力商品であり続ける。我々は業務用のマヨネーズ・ドレッシングメーカーであると同時に、サラダを中心とした市場演出型企業として今後も進めていく」と強調した。
 記者会見ではまた、塩谷正樹常務執行役員商品本部長が今回のフェアのポイントやコーナー構成などを説明。さらに、島本国一常務執行役員商品開発部門長が2017年秋冬の新商品を紹介した。
 塩谷常務は「ACTIONは、グループ、会社として能動的な行動・姿勢を表現し、未来に向かって動き始める強さをイメージしている。変える変わるには、お客様が持つさまざまな課題解決につながる、変えるヒントや変えるポイントを我々グループが持つ商品、情報を じて、さまざまな切り口で提案するという思いを込めた」と、今回のテーマである「KENKO ACTION 2017 変える 変わる」ーーに込めた思いを説明した。
 会場内は、七つのコーナーで構成。中央には、変貌するサラダの未来を描くと題した「Foodies Salad」コーナーを配置。食に関心の高い人をうならせる見た目にも食材にもこだわった多 なサラダ料理を提案し、来場者の大きな注目を集めた。また、サラダの変遷を創り上げてきた「FDF40th」では、1977年の発売から現在まで、トップシェアを誇るブランド「FDF」の歩みと未来を試食をまじえてアピール。また、変動を続ける市場に向けた「業態 メニュー提案」では、総菜・ 販店、回転寿司、カフェ・ピザ・バーガー、ベーカリー、CVS、ファミリーレストランなどの各業態に向けた、さまざまな角度からの「変える・変わる」ポイントを軸に多 なメニュー提案を展開し、来場ユーザーのメニュー作りに一役買った。
なお、11月15〜16日は大阪で開催。会場は大阪市中央区本町橋2の5、マイドームおおさか3階。開会は午前10時から。 一日目は午後5時、二日目は午後4時まで。
 



愛知県油脂卸協同組合