理研農産化工㈱
   創業100周年記念祝賀会開催
  ヤマエ久野会長が祝辞
 創業者同士の信頼関係継続
   
   (続報)理研農産化工㈱(福岡市東区・鵜池直之社長)は既報通り11月17日、福岡市博多区のホテル日航福岡「都久志の間」において操業100周年記念祝賀会を開催した。
 午後二時からの記念講演に引き続き記念祝賀会が開催された。代表取締役会長兼社長の鵜池直之(なおじ)氏の挨拶に引き続き、取引先や関係機関の代表が祝辞を述べた。
 祝辞は挨拶順にヤマエ久野㈱取締役会長の田村哲丸氏
(写真左)、㈱佐賀銀行取締役頭取の陣内芳博氏、三井物産㈱執行役員食料本部長の吉川美樹氏、国立研究開発法人理化学研究所・副理事の宍戸博氏、国立大学法人佐賀大学学長の宮崎耕治氏が述べ、乾杯の挨拶は、旭食品代表取締役会長の竹内康雄氏が行った。
 冒頭に祝辞を述べたヤマエ久野の田村会長は、これまでの理研農産化工との関係について「全国の特約店の代表として祝辞を述べたい。私もヤマエ久野に入社して45年を経過しているが、理研さんとの深い付合いは、ここ10数年で、それ以前の関係についてはほとんど知らない。当社の創業者は戦前、中国の天津を中心に食料関係の事業をしていた。理研の四郎社長も満州への進出を考え、当社の創業者とは何度も話合ったと聞いている。歩いて来た道が共 していた事で、親交が続いた。当社が九州ナンバーワンの問屋を目指し、理研さんも九州ナンバーワンの製油・製粉工場を目指した。やがて特約店会が結成され、当社が会長職に選定され、以後、私の代まで来ている。創業者二人の信頼関係は今日まで、隆々と継続していると信じている」と語った。
 引き続き、佐賀銀行の陣内頭取が前身の鵜池商店時代から融資関係を披露した後、三井物産の吉川執行役員(写真左)が祝辞を述べ、特にその中で「創業100周年誠におめでとう御座います。鵜池社長、役員各氏、従業員の方々が戦前から戦後のオイルショックなど数々の難局を乗り越えてこられた事で今日がある。その過程では、常に地域の為、国の為、取引先の為と云う企業精神を営々と受け継がれた事に深い感銘を受けている。当社は、昭和56年の福岡工場設立を機に本格的に取引を始めた。大型搾油工場向けの原料輸入調達及び製品である食用油、大豆粕、菜種粕の販売協力が現在の理研と当社の関係の礎となる取組であった。これまでの期間には、海外調達の条件や、物流のトラブルを含め理研に迷惑を掛けた事もあった。しかし、その都度一緒に真摯になって問題解決に取組んで頂いた事が、今日の関係の支えになっていると考えている。博多港では輸入原料の船を回し、九州畿内で油やミールを販売する。この事が当社の九州における食料ビジネスの大きな柱になっている。当社も理研さんに大きく育てて頂いた歴史になっている。また、理研と当社にもう一つ歴史を紡いで来た事がある。福岡工場設立直後から、内外相場や需給動向の情報共有、意見交換を目的とした勉強会を立ち上げて、年数回開催し、当社の本店、九州支社から毎回出席させてもらっている。開始当時は、創業者の鵜池四郎氏も毎回出席されたと聞いている。この勉強会も今年の9月を持って170回目を迎えた。この間当社の担当者も理研さんと意見交換を重ねてきた。本年より新たな輸入小麦制度導入が始まり、理研さんの次の10年、100年に向けての動きが始まっている事を実感している。日本有数の博多港箱崎埠頭に工場を構える理研の強みが更に発揮される時代の到来と考えている」と述べた。
 



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