醸造用豆粕商談 
 1月渡し単飼・醸造用豆粕商談  
  円安要因でトン1000円上昇する
  1〜3月長契は9割進捗で終局

     
   製油メーカー筋は12月21日、関東地区の系統飼料メーカー向け2018年1月渡し「単飼ミール」と、味噌、醤油メーカー向けの「醸造用」大豆粕単月商談が、何れも前回12月渡しの平均決着価格から更にトン当たり1,000円(キロ当たり1円)の値上げで決着した事を明らかにした。
 今回の値上げ決着で、国内の来年1月渡し「単飼ミール」向け大豆粕価格はキロ当たり65円丁度で、「醸造用」が同87円50銭で流 する事になる(大阪、名古屋地区は配送コストの関係で、単飼ミールが同64円丁度で、醸造用が同86円50銭で流通)。
 また、商談進捗中の関東地区の配合飼料メーカー向け2018年1〜3月渡し大豆粕商談については、シカゴ大豆ミール相場の軟化傾向などから9割まで進捗し終局入りしている事を明らかにした。
 今回商談の環境については、国産大豆粕の指標となるシカゴ大豆ミール相場が、南米アルゼンチンの干ばつ懸念が降雨により解消された事で、世界的な豊作見通しから大豆相場が下落しており、大豆ミール相場も追随して軟化傾向となっている。
 一替要因がシカゴ大豆ミールの下落より上昇要因になった模様である。
 指標となるシカゴ大豆ミール期近相場は、商談終了時の現地20日のシカゴ大豆ミール期近相場が、トン当たり315・70ドルで、前回商談時のトン当たり318・20ドルに比べ、同2・5ドル(0・8%)の下落とほぼ同じ水準となったが、為替相場が1米ドル=112円02銭が、直近では113円40銭と、この1カ月で1円30銭以上の円安に振れており、シカゴ要因を上回っている。
 本年後半の単月商談は、6月渡しで同500円の値下げ、7月渡しも同1,000円の値下げと4月以降は4カ月連続で値下げ決着となった。8月は同1,000円の値上げに、9月は据置きで決着していたが、10月渡し商談では、3カ月振りにトン当たり2,500円の値下げで決着した。
 11月は2,500円の値上げで、前12月渡しも同1,000円の値上げと、当月も含め3カ月連続での値上げ決着となった。
 



 日本植物油協会