JF  
 11月の外食産業市場動向調査 
  全店売上げは前年比3.9%増
 高単価商品堅調で客単価が上昇
   
   日本フードサービス協会(JF)は25日、今年11月の外食産業市場動向調査結果を発表した。
 全店売上げは前年同月と比べ3・9%増となり、15カ月連続で前年を上回った。客数は同1・0%増と2カ月ぶりに前年を上回り、ファーストフードやファミリーレストランを中心にフェアメニューなど高単価商品が堅調な店舗も多く、客単価も同2・8%増と伸長した。当月は、台風などに見舞われた前月に比べ、比較的穏やかな天候の地域が多く、全 的に客足も堅調だった。
 店舗数は同0・7%増。
 業態別では、ファーストフードの売上げは同4・4%増と伸長し、24カ月連続で前年を上回った。客数は同0・3%増で客単価も同4・1%増と伸びた。業種別では、「洋風」の売上げは同7・7%増(客数同3・5%増、客単価同4・0%増)。引き続き、期間限定メニューなどが好調。牛丼などの「和風」は同4・1%増(同1・6%増、同2・5%増)。鍋などの温かい季節メニューが好調で客単価が上昇した。「麺類」は同5・0%増(同2・8%増、同2・1%増)。フェア品が好調で客単価が上昇した。「持ち帰り米飯・回転寿司」は同1・5%増(同1・6%減、同3・2%増)。価格が高めの商品を増やしている回転寿司で客単価が上昇した。カレーやアイスクリームが含まれる「その他」は同8・6%減(同26・7%減、同24・6%増)。アイスクリームが昨年の他産業とのコラボキャンペーンがあった反動で、客数が大幅に減少した。
 ファミリーレストランの売上げは同3・3%増と2カ月ぶりに前年を上回った。客数が同0・7%増、客単価は同2・6%増。業種 では、「洋風」の売上げは同2・0%増(同0・7%減、同2・7%増)。営業時間短縮の影響などで客数が前年割れとなるも、ディナー時間帯が好調なところが多く、客単価が上昇した。「和風」は同1・4%増(同0・9%増、同0・5%増)。季節限定フェアが好調で客単価が上昇した。「中華」は同4・0%増(同2・9%増、同1・1%増)。キャンペーンメニューなどが好調で客数、客単価とも上昇した。「焼肉」は同11・6%増(同10・5%増、同0・9%増)と、12カ月連続で伸長した。
 パブ・居酒屋の売上げは同0・4%増、客数同0・8%増、客単価同0・4%減。飲酒業態も天候が安定したことで客足が戻り、売上げは5カ月ぶりに伸長した。業種 では「パブ・ビヤホール」の売上げは同3・5%増(同5・2%増、同1・6%減)、客数増で既存店・新規店とも好調。「居酒屋」は同0・4%減(同0・6%減、同0・2%増)。回復トレンドを感じられるが、店舗数減の影響で売上げはわずかに下回った。
 ディナーレストランの売上げは同5・3%増と、15カ月連続で伸長。客数同5・2%増、客単価は前年同月並み。都心部の法人需要増などで客数が増えた。喫茶の売上げは同3・4%増、客数同1・4%増、客単価同2・0%増。旬の食材を使ったジュースや新商品が好評で客単価が上昇した。
 店舗数は、ファーストフードが同0・6%増(洋風0・8%減、和風1・5%増、麺類3・5%増、持ち帰り米飯/回転寿司1・2%減、その他0・2%増)、ファミリーレストランが同1・1%増(洋風1・0%増、和風0・2%減、中華2・2%増、焼肉2・6%増)、パブ/居酒屋が同3・0%減(パブ・ビヤホール1・2%増、居酒屋3・6%減)、ディナーレストランが同0・8%減、喫茶が同2・0%増。
 


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