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 17/18年全綿花・飼料穀物需給
  綿花イールド0.2%上方修正
 飼料穀物は需要増で在庫1.8%減
   
   米農務省(USDA)は去る12月12日(現地時間)に今年8回目の報告となる2017/18年クロップの米国産「飼料穀物」及び「全綿花」の需給予想を発表した。
 このうち米国産全綿花の需給見通しでは、耕地 で作付 積(1262万エーカー)、収穫面積(1,141万エーカー)何れも前月(11月9日)発表を据置いた。
 前回上方修正したイールド(エーカー当たり収量)については、収穫が終了しているにも関わらず前月から更に2ポンド(0・2%)上方修正して902ポンドとした。
 イールドの上方修正により生産量は、前月発表から更に6万俵(0・3%)上方修正して2,144万俵(1俵=480ポンド)となった。
 供給量は、期初在庫(275万俵)を据置いた事で、供給合計は、前月から6万俵(0・2%)上方修正して2420万俵となった。
 全綿花の需要 は「国内」(335万俵)は据置いたものの、「輸出」を前月から30万俵(2・1%)上方修正して1,480万俵となった事で、需要合計も同30万俵(1・7%)増の1,815万俵となっている。
 供給量の増加を上回る需要 の上方修正により、12月末の期末在庫予想は、前月から30万俵(4・9%)下方修正して580万俵となった。
世界の綿花生産1.2%減少
パキスタン95万俵減産へ

 世界の綿花生産では、トルクメニスタン、トルコが前月発表を上方修正する中でインド、パキスタン、アルゼンチン、ブルキナファソ、マリ、エジプト、オーストラリアが下方修正した事で、全世界では前月から150万俵(1・2%)下方修正して1億1,996万俵となった。
 生産を上方修正させたのは前述したトルクメニスタンが前月から3万俵(2・1%)増の143万俵に、トルコも同20万俵(5・3%)増の400万俵にそれぞれ上方修正した。
 生産を下方修正したのはインドが同50万俵(1・7%)減の2950万俵に、パキスタンも同95万俵(10・4%)減の820万俵に、アルゼンチンも同12万俵(11・4%)減の93万俵に、ブルキナファソも同12万俵(8・5%)減の130万俵に、マリも同4万俵(2・9%)減の133万俵に、オーストラリアも同10万俵(2・1%)減の470万俵にそれぞれ下方修正している。
 その他の中国(2,500万俵)、ブラジル(780万俵)、ウズベキスタン(370万俵)、シリア(16万俵)の各国は前月発表を据置いた。
 一方、米国産飼料穀物の需給予想では、耕地 で作付 積(1億120万エーカー)、収穫面積(9,090万エーカー)、イールド(4・21トン)共に前月発表を据置いた。
 イールドの据置きから生産高予想は、3億8,310万トンを据置いている。
 需要量は、「国内」(3億2,880万トン)が据置かれたものの「輸出」は前月から120万トン(2・2%)増の5,560万トンにした事で、需要合計は同130万トン(0・3%)上方修正して3億8450万トンとなった。
 供給量が据置かれる中で需要量が上方修正された事から、飼料穀物の期末在庫予想は前月発表から120万トン(1・8%)下方修正して6420万トンとなった。
 


 国際オリーブ協会