㈱Jーオイルミルズ
   「えごまブレンド油」を今春新発売
   味の素新製品説明会で注目に
  ラーマ「オリーブ&バター風味」投入
   
   ㈱Jーオイルミルズ(東京都中央区・八馬史尚社長)は11日、東京・港区の品川プリンスホテルで開かれた「2018年味の素春季新製品試食説明会」に出展、今春から新発売する家庭用油脂製品「AJINOMOTOえごまブレンド油」200g瓶、「AJINOMOTOオリーブオイル」300gペット/600gUDエコペット、「AJINOMOTOオリーブオイルエクストラバージン」300gペット、「AJINOMOTOオリーブオイルエクストラバージン」150g鮮度キープボトルに加え、家庭用マーガリンの新製品「ラーマオリーブ&バターの風味」を前面にアピールし、来場した流通バイヤーらの大きな注目を集めた。
 えごま油は近年の健康油ブームで大きく伸長した油種。同じオメガ3のアマニ油を含め、家庭用の市場規模は15/16年度に合わせて170億円規模まで一気に拡大した。その後は、「ブームで入ってきた人が抜けたこと、また、加熱に適さないという使い方の問題、価格も高いことから落ち着きを取り戻したが、直近は下げ止まって安定。なお、年間100億円規模と侮れないマーケットが残っている」(同社油脂事業部)と分析している。
 一方で、「興味があるから使いたい、あるいはドロップアウトした人たちが不安に思っているのは、トライアルしたいが高単価、かける用途以外の使い方が思いつかないというものだった。えごま油を普段使いしたいと思うと、価格面と使い勝手の部分でハードルが高いというのが現状。そこで今回、トライアルしやすい価格と容量、加熱してもおいしく使えることを訴求」(同)したもの。市場は大きくなったが、買っている人は数%の水準。興味のある層は確実に存在することから、こうした層への需要喚起を狙った新商品となっている。
 えごま油30%、コーン油70%のブレンド比率。「コーン油を使用したのは、炒め油として使う際の味の良さ、おいしさ。同時に、コーンの香ばしさが、えごま油に残る若干の臭いをマスキングしてくれるため」(同)としている。
 新発売する「えごまブレンド油」は、香ばしく加熱に強いコーン油に、オメガ3たっぷりの「えごま油」をブレンド。料理がおいしく、ヘルシーに仕上がる油。栄養機能食品(n3系脂肪酸は、皮膚の健康維持を助ける栄養素です)、炒め物などの加熱料理からドレッシング、そのままかけてもおいしく使える。加熱してもオメガ3成分はほぼそのまま残る(残存率93%=同社調べ)。容量200g瓶。
 オリーブオイルに関しては、ペットボトルの品揃えを強化。市場が大きく伸長し、ライトユーザーが増えた昨今、「生活者のニーズは使いやすさ、軽い、さらにゴミの問題もある」(同社油脂事業部)と指摘。食品全体がペットボトル化の流れにある中、軽くて使いやすいペットボトルタイプをラインナップすることで、「生活者の容器、容量の選択の幅を広げ、市場の活性化を図る」(同)もの。
  一方、「150g鮮度キープボトル」は、かける、和えるなど非加熱メニューの食卓出現頻度が増加していることに対応する新商品。おいしさを保つ鮮度キープボトルは、2重構造になっており、中身の油が減ると内側の容器も縮むため、開封後も中身の油が空気に触れにくく、鮮度がキープできるようになっている。
 「ラーマ オリーブ&バターの風味」は、オリーブオイルの風味とバター風味のおいしいハーモニー。オリーブの苦味・辛味を抑えたフルーティ仕立てなので、家族みんなで楽しめる。容量140g。
 オリーブオイルは引き続き伸長し、健康感の好イメージ。一方で、オリーブオイルでパンを食べる人は比較的高齢者層が多いという。そこで、「オリーブの健康感とバター風味のおいしさをマッチングさせ、ファミリー層に訴求。オリーブオイルを使用しているが、それほどその風味を際立たせてはいない。ほのかなオリーブの香りにバター風味をミックスし、ファミリー層に使ってもらえる商品設計とした。既存のオリーブマーガリンは、オリーブの味が強く、苦味も残る。オリーブ好きの人にはそれで良いが、それではなかなか続かない場合が多い。バター風味を加えることによって、普通のマーガリンと同様に食べられ、飽きのこない味に仕立てた」(同社マーガリン営業部)。子供も食べられるファミリー層を狙った商品となっている。。
 



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