「食用動物油脂」商談



   マレー・パーム油需給
    12月の生産量18.3万トンで5.6%減に
  在庫273万トン約2年ぶりの高水準
   
   MPOB(マレーシア・パームオイル・ボード)は10日、2017年12月分のマレーシア・パーム油需給統計を発表した。
 当月の原油生産量は183万4,167トンとなり、前月と比べ5・6%減となった。前年同月(147万3,717トン)との比較では24・5%増となった。内訳は半島部が99万5491トンで前月比4・7%減、東マレーシアが83万8,676トンで同6・6%減(サバ州が49万53トンで同4・8%減、サラワク州が34万8,623トンで同9・1%減)。
 在庫量は原油在庫が166万9,116トンで同12・2%増。内訳は半島部が97万128トンで同12・3%増、東マレーシアが69万8988トンで同12・0%増(サバ州が47万6,797トンで同9・2%増、サラワク州が22万2191トンで同18・7%増)。精製パーム油在庫は106万2,573トンで同0・3%減。半島部が66万880トンで同7・7%増、東マレーシアが40万1,693トンで同11・1%減(サバ州が25万9,178トンで同2・5%減、サラワク州が14万2,515トンで同23・5%減)。この結果、トータル在庫量は273万1,689トンで同7・0%増となった。前年同月(166万6,673トン)との比較でも63・9%の大幅増。輸出量は142万2,928トンで前月比4・9%増、前年同月(126万7,962トン)との比較でも12・2%増となった。
 減産期に入っていることから、生産量は減ったものの、在庫量は事前予想の269万トンを上回り、2015年11月に記録した291万トン以来の高水準に達した。当日の相場は今後の輸出需要への期待感から上昇したものの、在庫の積み上がりに嫌気し、11日は反落に転じた。11日の先物相場は3月きりで前日比55リンギ安の2,567リンギ。FOB価格はRBDパーム油で3月積み662・50ドル。
 1月1〜10日までのマレーシアの輸出量は、ITSによると35万9346トンとなり、前月同期(36万4,277トン)と比べ1・4%減となった。中国向けが5万7,950トン(前月同期4万460トン)、EUが8万2,053トン(同9万8,252トン)。一方、SGSでは38万837トンで同(33万9,282トン)比12・2%増。
 



 「食用動物油脂」商談