飼料原料
   1~3月渡し水産用魚粉商談
  前回からトン5000円値上決着
 ペルー漁業ミニバンを継続へ
   
    専門商社筋は17日、国内の水産飼料メーカー向けの1~3月渡し「魚粉」(フィッシュ・ミール)商談が、前回10~12月渡しの平均決着価格からトン当たり5000円値上げで決着した事を明らかにした。
 今回の値上げ決着で、水産用のハイグレード品(蛋白68%、ヒスタミン500以下)は、トン当たり20万3000円で流 する事になる。
 畜産用魚粉については、先週末12日に同値据置きの13万8000円で決着していた。 水産飼料向けの魚粉価格が大幅値上げになった背景には、魚粉の国際相場の指標となるペルーの魚粉価格の高騰にある。同国産のハイグレード魚粉相場は、アンチョビー(カタクチ・イワシ)漁後期シーズンの不振から、昨年末にトン当たり2000ドルに急騰していたが、年明け後は更に200ドル(10・0%)値を上げ同2200ドルに上昇している。,
 直近のペルーの漁獲状況は、幼魚比率の増加等から北部海域だけの操業となっており、ミニバン(短期禁漁)の合間を縫って行われている操業では、1月16日までに30万トンの漁獲が確認されている。
 この漁獲漁は、昨年までのショートセールをカバーするのに消化され、新規の契約には繋がらないとしている。
 ペルーのアンチョビー漁後期シーズンは昨年の11月23日に解禁されたが、6000トン程度漁獲した時点で、幼魚比率が増加し、年末に掛けミニバンが発令されていた。
年明け後も5日の試験操業で改善が見られなかった事から、ミニバンが継続され、その間を縫って現在も操業が継続されている。
 ただ、幼魚比率が高い事から総漁獲 は60~70万トンに半減する見通しも出ている。
 


  愛知県油脂卸協同組合