愛知県油脂卸協同組合
   愛知油脂卸が平成30年新年会開催
  太田健介理事長が年頭挨拶
 油の三つの強み伝え、業界発展を
   
   愛知県油脂卸協同組合(太田健介理事長)は18日、名古屋市内で「平成30年新年会」を開催した。当日は会員販売業者、賛助会員メーカーなど多数が出席、それぞれが今年一年の飛躍を誓い合った。
 年頭の挨拶を行った太田健介理事長(太田油脂社長)は「ニュースでは世界的にも好景気、日本も株高ということでムードは明るいはずだが、食品業界を見てみると、実感がないと改めて感じている。デフレから脱却できないことや人手不足、少子高齢化などネガティブな環境が我々の足下に張り付いており、これをなかなか取り除くことができないという ことで、いま一つ気持ちもムードも上がってこないのではないか」と指摘。
その上で、太田理事長は「こうした中ではあるが、私は1つのチャンスであると思っている。問屋にとってもチャンスである。何故か。植物油はいろいろな機能がある。このチャンスの中で3つの切り口があると思っており、一点目は油は熱媒体として非常に有効であることから、調理の時短、時間短縮ができるというところが今のトレンドのチャンスであると思っている。2つ目は、油はおいしさ、香りの付加価値をつけることができる。3点目は最近注目されている健康軸においても油はチャンスである。この3点の強みを我々問屋がお客様に伝えることで、ますます油の価値を上げ、業界発展のために尽くすことができ、社会貢献ができるものと考えている。本年、愛知県油脂卸協同組合、そして連携をとっている全国油脂販売業者連合会とともに、油の価値を高めていくため、私たちのスキル、知識の向上を図ることを目的に勉強会を開催し、会員のスキルアップに取り組んでいこうと思っている。今年もメーカー様と連携を強化し、業界を盛り上げ、明るい一年にしていきたい」と意気込みを語った。
 き続き、全国油脂販売業者連合会の宇田川公喜会長が「今日は阪神淡路大地震が起きた日で、あれから23年となる。1995年の1月、私は勤めていた会社をやめて、商売を継いだ。テレビのニュースで高速道路が倒れているシーンが出てきて、これからどうなるのかと思ったが、23年が過ぎ、ここまで立ち直った日本人の力強さを改めて感じた次第である。全油販連では油の価値を理解していただくことに努めようということで、昨年、企画委員会を立ち上げ、油のことを勉強していこうということになった。ちょうど10年前に、油の花フォーラムという勉強会をメーカーさんや関係団体の皆さまにお手伝いしていただき、毎月1回開催した。これを今年、再び開催したいと考えている。皆さまのご協力と、多数のご参加をお願いしたいと思っている。そして油脂業界を盛り上げ、改めて油脂の価値を見直していきたいと考えている。太田理事長から先ほど話しがあったように、油には3つの強みがあるということを大事に考えながら売っていくというのが、これからの商売なのかなと思う。少子高齢化で市場が縮小することが避けられない中、同質化的な争いばかりではなく、一歩高みに上がって、皆さんで幸せになれるような業界にしていきたい」と祝辞を述べた。
 この後、筒井タカヤ愛知県会議員が祝辞。さらに、日本植物油協会会長会社を代表して日清オイリオグループ中部支店の長岡宏理事支店長が「昨年の油脂業界は、原料高と物流費高騰などが重なり、非常に厳しい一年であった。メーカーとしても自助努力で賄い切れないということで価格改定の発表を余儀なくされた。皆さま方のご努力、ご尽力によって一定の成 は得られたものの、計画には未達。積み残した部分を皆さまのご協力をいただきながら、最後まであきらめずに、計画の達成を目指していきたいと考えている」などと挨拶した。
 乾杯では、Jーオイルミルズの小野繁名古屋支店長が「我々メーカーは価値ある製品を作り続ける、そしてその製品を販売店の皆さまがお客様に価値をしっかりお伝えいただき、適正な価格で販売をいただくことが大事であると思っている」と高らかに杯をあげ、懇親の場に移った。
 最後は佐橋毅勇副理事長(徳万商事社長)の油締めで散会した。
 


 全国マヨ・ドレ類協会