2017年通関
   飼料トウモロコシの年間輸入量
  994万8798トン前年比1.1%微減
 平均単価2万2216円で4.9%上昇
   
   財務省関税局は1月30日に2017年12月単月及び年間の輸入通関実績を公表した。
 このうち「飼料用トウモロコシ」の年間輸入 は、各国合計が994万8798トンと、前2016年の同1006万3285トンに比べ、数 で11万4487トン(1・1%)の微減となった。
 2017年の輸入環境としては、3月まで降雪による流 問題で米国産が減少し、不足分を7年振りに中国産がカバーしていたが、4月以降は中国からの実績は皆無となっていた。
 2017年年間の輸入金額は、各国合計で2210億1765万6000円と、CIFベースでのトン当たり平均輸入単価は2万2216円で、為替の円安傾向から、前2016年の同2万1182円に比べ、トン当たり1034円(4・9%)上昇した。
 2017年12月単月の飼料用トウモロコシの輸入実績は、各国合計で97万4275トンと、前年同月の85万5876トンに比べ、数 で11万8399トン(13・8%)の大幅な増加となった。
 12月単月の輸入金額は、各国合計で209億8176万1000円と、CIFベースでのトン当たり輸入単価は2万1536円で、前年同月の2万1772円に比べ、トン当たり236円(1・1%)下落した。
 輸入単価は、トウモロコシの世界的な余剰感もあってシカゴトウモロコシ相場が軟化傾向にあるものの、為替の円安から前月に比べると僅か132円(0・6%)の高値に転じている。
 2017年の飼料用トウモロコシ輸入経緯は、主原需要の減退から1月が8・5%の減少、2月も28・0%の大幅な減少だった。3月は3カ月振りに前年実績を6・2%上回った。
 4月も0・7%の微増、5月も16・8%のこの分野では大幅な増加、6月も2・2%の微増、7月も6・3%の増加と5カ月連続で前年実績を上回った。
 8月は6カ月振りに3・8%の減少となり、9月も4・8%減と2カ月連続での前年割れとなったが、10月は3・5%の増加、前11月も2・0%の増加と、当月も含め3カ月連続で前年実績を上回った。
 シカゴトウモロコシ相場は、前述した様な米国の豊作予想から全体的には軟化傾向にあるが、当月はアルゼンチンの乾燥天候懸念等から上昇に転じており、現地2月5日の期近相場はブッシェル当たり358・75セントと、前月同期に比べ更に10・00セント(2・9%)上昇している。
2017年12月単月及び年間の主要輸入国別の実績と金額は次の通り。
中国年間 1万7,935トン(4億9,509万5,000円)
インド年間 1万7,935トン(4億9,509万5,000円)
ロシア 12トン(54万1,000円)、年間19万7,953トン(44億4,335万8,000円)
米 国 19万6,035トン(44億2,559万2,000円)、同743万7,696トン(1,670億1,352万円)
ブラジル 75万3,889トン(160億3,124万6,000円)、同186万5,324トン(398億2,278万8,000円)
アルゼンチン年間 2万8,044トン(6億513万8,000円)
南アフリカ 2万4,339トン(5億2,438万2,000円)、同24万7,525トン(51億4,796万1,000円)
豪州年間 382トン(1,458万4,000円)
12月合計 97万4,275トン(209億8,176万1,000円)、2017年年間994万8,798トン(2,210億1,765万6,000円)
 


 輸入通関・DDGSの年間輸入量