2017年通関
   米油年間輸入量2万4431トン18.5%減
  均単価前年比2.8%上昇
 輸入コスト高で国内原料中心
   
   財務省関税局は1月30日に、2017年12月単月及び年間の輸入通関実績を公表した。
 このうち「米油」の年間輸入 は、各国合計で2万4,431トン(内、原油2万2,677トン、精製油1754トン)と、前2016年の同2万9,973トンに比べ、数 で5542トン、比率で18・5%の大幅な減少となった。
 2017年は日本の生産環境と似 っているブラジル産への輸入依存が増加しており、ブラジルからの年間輸入 は1万6,208トンに達し、全体に占めるシェアも70・9%と、2016年の同58・8%に比べ12・1ポイント上昇した。
 昨年の米油の輸入金額は、各国合計で24億3,632万9,000円と、CIFベースでのトン当たり平均輸入単価は為替の円安傾向等から9万9,723円で、2016年の同9万7,050円に比べ、トン当たり,2673円(2・8%)上昇している。
 2017年12月単月の米油の輸入実績は2,885トン(内、原油2,692トン、精製油193トン)で、前年同月の1,273トンに比べ、数量で1,612トン(126・6%)の倍増となった。
 12月単月の米油の輸入金額は、各国合計で2,923万8,000円と、CIFベースでのトン当たり輸入単価は10万1,330円と、前年同月の9万7,359円に比べ、トン当たり3,971円(4・1%)上昇した。
 輸入単価は為替の円安傾向等から前月に比べても同2,464円(2・5%)上昇している。
 昨年の米油輸入経緯は、2016年の米価低下による米菓子需要の増加とは1転して、昨年前半は北海道台風でポテトチップス原料のジャガイモの不作やポテチ工場の被害等から加工用需要が低迷し、1月が前年同月比64・0%、2月も同59・2%と大幅に減少。3月は3カ月振りに同32・6%増加したが、4月は再び同45・5%の大幅な減少となった。
 ポテトチップス原料の北海道産ジャガイモの生産回復から加工用需要に期待が出て、5月は同10・2%増、6月も同26・0%の大幅な増加と2カ月連続で前年実績を上回っていた。
 7月以降は、生糠のキノコ培地用需要低迷等から米油抽出用の原料集荷が堅調となり、7月が3カ月振りに前年実績を43・7%と大幅に下回り、8月も同2・8%の微減、9月も43・4%の急減、10月も23・0%の減少と4カ月連続での前年割れとなっていた。前11月は5カ月振りに前年実績を13・5%上回り、当月も126・6%の倍増と、2カ月連続での前年増となった。
2017年12月単月及び2012年年間の米油の主要国別面実績と金額は次の通り。

ベトナム年間  ,613トン(3億3,553万5,000円)
タ  イ 695トン(5,347万2,000円)、年間2,482トン(2億6,384万2,000円)
インド 176トン(2,551万7,000円)、同984トン(1億3,694万2,000円)
バングラデシュ年間 79トン(989万5000円)
米  国  3トン(257万1,000円)、同1,047トン(1億3,237万5000円
ブラジル ,168トン(2億1,027万4,000円)、同1万6,208トン(15億5,065万4,000円)
12月合計 ,885トン(2億9,233万8,000円)、2017年年間2万4,431トン(24億3,632万9,000円)。
 


 輸入通関/魚油年間輸入量