2017年通関
   魚油年間輸入量1万8637トン7.5%減  
  平均単価21万678円9.3%高
 ペルー不漁や円安コスト上昇
   
   財務省関税局は去る1月30日に2017年12月単月及び年間の輸入通関実績を公表した。
 このうち養魚飼料やωー3系のサプリメントに使用される「魚油」の年間輸入実績は、各国合計で1万8637トンと養魚飼料向けがメインで米国、チリ産を中心に輸入され、前2016年の同2万154トンに比べ、数 で1517トン、比率で7・5%の減少となった。
 2017年年間の魚油輸入金額は、各国合計で39億2645万5000円と、CIFベースでのトン当たり平均輸入単価は21万678円で、前2016年の同19万2682円に比べ、トン当たり1万7996円(9・3%)上昇している。
 昨年12月単月の魚油の輸入実績は、各国合計で895トンと、前年同月の1681トンに比べ、数 で786トン(46・8%)の急減となった。
 12月単月の魚油の輸入金額は各国合計で2億1437万2000円と、CIFベースでのトン当たり輸入単価は23万9443円で、前年同月の22万2650円に比べ、トン当たり1万6793円(7・5%)上昇している。
 輸入単価は、11月が飼料用向けが中心だった事もあり、前月に比べると、6万1628円(34・7%)の急騰となっている。
 昨年の魚油の輸入経緯は、1月が前年比25・1%増、2月が同341・6%増と、2カ月連続で前年実績を上回っていた。
 3月以降は減少に転じ3月が39・6%の減少、4月も37・1%減、5月も48・1%の大幅減と3カ月連続で前年実績を下回っていた。
 6月は4・0%の微増と4カ月振りに前年実績を上回ったが、7月は1カ月で再び前年実績を9・3%下回った。8月は同394・3%の急増に転じた。
9月は27・6%の減少、10月は34・3%の大幅な減少、前11月は15・6%の減少と当月を含め4カ月連続での前年割れとなった。
2017年12月単月及び2017年年間(500トン以上の実績)の主要国 輸入実績と金額は次の通り

タ  イ  46トン(4103万6000円)、年間730トン(5億5911万2000円)
デンマーク  282トン(4418万8000円)、同2007トン(3億1362万円)
米  国 70トン(2690万1000円)、同2771トン(7億3101万1000円)
ペルー年間 827トン(2億952万6000円)
チ  リ 448トン(5821万8000円)、同9303トン(12億9069万7000円)
12月合計 895トン(2億1437万2000円)、2017年年間1万8637トン(39億2645万5000円)
 


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