昭和産業㈱
   昭和産業が記者会見
  寺井部長が糖質部の概況を説明
 価値提案型営業でニーズに対応
   
   (続報)昭和産業㈱(東京都千代田区内神田・新妻一彦社長)は8日、東京・丸ノ内の日本工業倶楽部で記者会見並びに懇談会を開催した。糖質部の概況については、寺井健糖質部長が次のとおり報告を行った。
一、 円安による原料コストの上昇、また、エネルギーコストの上昇から第34半期までは前年と比べコストが上がっている状況である。これを受けて昨年4月、糖化製品、澱粉の値上げを発表した。価格改定発表後、値上げ活動に伴い、すべての価格転嫁には至らなかったものの、一定の成果をあげることができた。
一、 業界動向について、糖化製品の主要カテゴリーである異性化糖は、第34半期までの業界の累計出荷数 は95万トンと前年並みで推移。飲料向けが中心となるが、前半はまずまずだったが、お盆明けの後半は天候不順の影響を受けている。水あめは47万2000トンで同95%。ビール系飲料の需要減退などが影響している。ぶどう糖は26万6000トンで同99%。
一、 当社の状況について、4〜12月の販売状況は、異性化糖、水あめ、ぶどう糖は前年を上回っている。コスト上昇で採算 は厳しい。講習会などを行い、市況に左右されにくい機能性製品など特長のある製品を重点的に販売してきた。また、でんぷん関連製品については、当社の技術開発力、アプリケーション力、販売チャネルを活用し、食品用途、工業用途とも前年を上回っている。工業用途については季節変動が少ないことから、工場の安定操業に寄与している。
一、 今後の取り組みとしては、当社RD&Eセンターの活用、グループ会社である敷島スターチや他の営業部門との連携を図り、価値提案型営業を推進することで、多様なニーズに応えていく。製品の安全・安心、安定供給を第1に考え、工場立地、自社バース、自社サイロといった穀物ソリューションカンパニーとしての優位性を活かし、よりお客様のお役にたてるように進めていきたい。
 


 日本植物蛋白食品協会