2018年通関
   1月の菜種輸入18万2351トン16.2%減
  単価5万4211円前年比2.8%高
 原料高騰で搾油コストも上昇へ
   
   財務省関税局は2月27日に2018年1月分の輸入通 関実績を発表した。
このうち本年一月の「菜種」の輸入実績は、各国合計で18万2,351トン(全 低エルカ酸菜種)と、前年同月の21万7,653トンに比べ、数 で3万5,302トン、比率で16・2%のこの分野では大幅な減少となった。
 アルゼンチンの大豆産地の干ばつ懸念を受けたシカゴ大豆高に追随して、ウィニペグ穀物市場のカナダ産菜種も高騰しており、搾油コスト的に大豆にシフトしている事も輸入減少の背景にあるものと見られる。
このうち、カナダからの輸入 は18万1,113トンで、全体に占めるシェアは99・3%と、前年同月に比べ3・1ポイント、前月に比べても3・2ポイント上昇している。
昨年後半からの菜種輸入の経緯は、10月が3カ月振りに41・2%のこの分野では大幅な増加となり、11月も2・1%の微増と2カ月連続での前年増となっていたが、前12月は3カ月振りに前年実績を13・6%下回っていた。当月は2カ月連続での大幅減少となっている。
 1月の菜種の輸入金額は、各国合計が98億8,535万5,000円で、CIFベースでのトン当たり輸入単価は、前述したカナダ産菜種の高原相場から5万4,211円と、前年同月の5万2,744円に比べ、トン当たり1467円(2・8%)の高値となっている。
 輸入単価は、年明け後の為替の円高傾向もあって前月に比べると更に577円(1・1%)下落している。
 カナダの菜種相場は、堅調な輸出需要、国内搾油を背景に需給は依然としてタイトに推移している。南米アルゼンチンの乾燥懸念が再燃しており、ウィニペグ菜種相場は強含んでいる。
 直近2月26日(現地時間)の菜種期近相場は、トン当たり517・00加ドルと、前月同期に比べ、トン当たり20・8加ドル(4・2%)上昇している。
2018年1月単月の菜種の国別輸入実績と金額は次の通り。
▽カナダ=18万1,113トン(98億874万9,000円)
▽豪州=1,238トン(7,660万6,000円)
▼1月合計=18万2,351トン(98億8,535万5,000円)。
 


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