日清オイリオグループ㈱
   「One More!」テーマに  
   春のプレゼンで需要喚起策
 かけるオイルやMCT提案注目
   
    日清オイリオグループ㈱(東京都中央区・久野貴久社長)は2月27日、東京・丸の内の「パレスホテル東京」で、取引先向け「春のプレゼンテーション」を開催した。当日は、「One More!」--をテーマに、ホームユースでの「かけるオイル」やオリーブオイルを中心とした食用油の価値向上による新たな需要喚起策、業務用では人手不足等に対応する新たなソリューションを提案。ウェルネスでは注力する中鎖脂肪酸「MCT」を前面にアピールし、高齢・介護食に加え、運動・美容分野での新たな価値を発信した。このほか、ピエトロや攝津製油、大東カカオなどグループの総力を挙げた多 なプレゼンテーションを展開し、流通バイヤーらの大きな注目を集めた。
 春のプレゼンテーションは、3月1日に大阪で開催。今回の東京とあわせて量販店、卸店の部門長やバイヤーを中心に、昨秋の800人を上回る約1050人が来場した。
今回のプレゼンテーションのテーマは「One More!」一一。「お客様には、一つでも多くの提案を持って帰っていただきたい。我々提案する側としては、1つでも多くの心に残るご提案をお客様にお届けしたい、という気持ちを各ブースでの提案に込めた。需要のOne More!はホームユース、ソリューションのOne More!は中食・業務用、価値のOne More!はMCT、ウェルネス。各事業、それぞれ訴えたいことに即した提案を行うことができたものと考えている」(同社)と、「One More!」に込めた想いを説明した。
 ホームユースで展開したのは「新たな需要をOne More!」。「かけるオイル」「カジュアルギフト」などを前 に、新たな市場創造で、取引先の売上げアップにつながる売り場、販促策などを提案した。「かけるオイル」は、同社がいま注力している分野で、オリーブオイル、ゴマ油、アマニ油を中心に家庭用の新たな需要を創造し、マーケットを牽引。その主力商品とも言える『鮮度のオイル』シリーズの今上期売上げは、前年同期と比べ約1・5倍と急成長している。
 ブースでは「かけるオイルで新しい食習慣を広げよう」とし、BOSCOとカゴメのコラボレーション企画「トマトにオリーブオイルをかけてこー!」を提案。トマトと相性抜群のBOSCOオリーブオイルを前 に、鶏肉のトマト煮やトマトパッツァなどのメニュー提案が人気を呼んだ。両社がテレビCMを展開することやレシピ動画の共同配信、共同販促物の展開など、売り場をバックアップする施策も紹介した。
「Oil de Wake Up!」ブースでは、いつもの朝食にオイルをかけるだけの簡単さで、オイルのおいしさ(香り・味)が加わり、脱マンネリメニューになる上、注目されるヘルシー成分も摂れるとし、健康、おいしさの朝食メニューを提案し、大きな注目を集めた。今春、鮮度のオイルシリーズに新たに加わった「日清マカダミアナッツオイル」を使用した「ライスサラダ マカダミア風味」「フルーツグラノーラ」の試食が好評だった。
 このほか、「イタリアンフェア」ブースでは、ピエトロのパスタソースが注目に。市場を拡大するゴマ油では、ブース内に設置したOilliOキッチンで話題の「無限メニュー」×ごま油をデモンストレーション。日清ヘルシーごま香油、日清かけて香る純正ごま油を使った無限メニュー(ピーマン、きのこ、もやし)が来場バイヤーらの人気を呼んでいた。
業務用では「新たなソリューションをOne More!」とし、炊飯油を使用しての米飯カテゴリー強化策などを展開。ウェルネスでの「新たな価値をOne More!」では、MCTのブランド化、機能広報を紹介。サッカーの長友佑都選手を前 に、従来の高齢・介護食に加え、運動・美容分野へのMCTの新たな価値を訴求し、注目のブースとなっていた。
 



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