専門商社筋
   3月渡し「食用動物油脂」商談
 次回値上思惑の中前月据置く
     
   専門商社筋は27日、国内の大手加工油脂メーカー向け3月渡し「食用動物油脂」(豚脂・牛脂)商談が、関西を中心にラード需給が逼迫する中で、前回2月渡しと同値据え置きで決着したことを明らかにした。
今回の据え置き決着で、本年3月は豚脂・牛脂ともキロ当たり90円の同値で流 することになる。
 今後の見通しについては「関西を中心に豚脂の需給が逼迫しているものの、最近の価格改定は、四半期毎の変更が多く、改定されるなら4月以降の可能性が強い」(専門商社営業責任者)として、次回商談での値上げの可能性を示唆した。
 2017年の食用動物油脂商談の経緯は、豚脂が2016年6月渡しで、2015年8月以来11カ月振りにキロ当たり5円値下げの同88円で決着した。それ以降、同値据置き商談が続いたが、2017年11月渡しで、需給が逼迫していた豚脂が2016年6月以来、17カ月振りにキロ2円値上げし同90円となった。
また、価格が動かなかった牛脂については、2017年11月渡しで、2015年8月以来、実に28カ月振りに同3円値下げで決着し、それ以降は2108年3月渡しまで豚脂、牛脂共にキロ当たり90円の同値で推移している。
 



 日本植物油協会