日本植物油協会
   オリーブオイルの今後を考える
 植物油協会、IOCでシンポ開催
     
   オリーブに関する国際協定に基づく政府間機関であるインターナショナル・オリーブ・カウンシル(International Olive Council/以下IOC、本部スペイン・マドリード)は2月19日、東京・千代田区の如水会館で開催された日本植物油協会主催のシンポジウム「日本のオリーブオイルの今後を考える」に後援した。
 シンポジウムは、日本におけるオリーブオイルの品質規格の必要性がテーマとなっており、IOCからは、プロモーションユニット責任者のエンデル・グンドゥス氏が来日し、「オリーブオイルの世界情勢」についての特 講演を行った。また、基調講演として、日本植物油協会の齊藤昭専務理事が「オリーブオイルの内外情勢と品質などに関わる論点」、香川県小豆オリーブ研究所主席研究員、香川県オリーブオイル官能評価パネルリーダーの柴田英明氏が「香川県におけるオリーブオイル生産と官能評価等の取り組み」について講演した。IOC加盟国の在日大使館から大使や一等書記官らも参加し、日本の生産者、輸入業者、メーカーの関係者たちと品質規格の必要性について活発な意見交換を行った。
 日本のメーカーからは「日本の消費者は、以前は価格で選んでいたが、今は品質を重視するようになってきている。日本の消費者は品質に対して、他の国よりも厳しい。日本植物油協会でもIOCの基準をもとに、日本におけるオリーブオイルの規格作りを進めている。
IOCには、日本でのIOC認定ラボの早期設置に協力して欲しい」などの意見が出た。
 一方で、IOCのグンドゥス氏は「我々は日本政府に、IOC加盟国になっていただけるようさまざまなルートで働きかけている。これからも、輸入業者の皆さま、メーカーの皆さま、日本の生産者の皆さま、在日大使館の皆さま方とこういう機会をもって、協同で動きたい。日本の消費者により良い品質のオリーブオイルを提供できるよう、今後とも協力をお願いしたい」と述べた。
 



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