日本フードサービス協会(JF)
   1月の外食産業市場動向調査 
   全店売上げ前年比3.1%増に
 大雪で客足影響も客単価上昇
     
   日本フードサービス協会(JF)は2月26日、2018年1月の外食産業市場動向調査結 を発表した。
 全店売上げは前年同月と比べ3・1%増となり、17カ月連続で前年を上回った。客数は同0・6%増、客単価同2・5%増。当月は、正月三が日や成人の日など年始需要がおおむね好調だった。下旬の関東地方を中心とした大雪や寒気が客足に影響を与えたが、ファーストフード(FF)が洋風、和風を中心に好調を維持したことに加え、ファミリーレストランでも引き続き客単価が上昇している。店舗数は同0・6%増で推移。
 業態別では、ファーストフードの売上げは同5・4%増と伸長し、26カ月連続で前年を上回った。客数は同1・9%増で客単価も同3・4%増と伸びた。業種 では、「洋風」の売上げは同7・4%増(客数同1・9%増、客単価同5・4%増)。引き続き、期間限定商品やリニューアル商品が好調だった。牛丼などの「和風」は同7・1%増(同3・7%増、同3・3%増)。鍋メニューのテイクアウト訴求が奏功したほか、原材料高による価格改定とも相まって堅調。「麺類」は同3・1%増(同1・6%増、同1・4%増)。店舗増とトッピングの値上げなどで売上げは伸びた。「持ち帰り米飯・回転寿司」は同0・8%減(同3・2%減、同2・5%増)。降雪が客数と物流に影響した。カレーやアイスクリームが含まれる「その他」は同3・0%増(同1・8%増、同1・2%増)。商品価格の順次改定によって、引き続き客単価が上昇した。
 ファミリーレストランの売上げは同0・8%増と3カ月連続で前年を上回った。客数が同1・8%減、客単価は同2・7%増。業種 では、「洋風」の売上げは同0・2%減(同2・9%減、同2・8%増)。高単価メニューが堅調で客単価は上昇も、雪の影響に加え、元日休業など営業時間の短縮もあり、客数が伸びなかった。「和風」は同2・2%減(同4・1%減、同2・0%増)。年始の正月需要で客単価は上がったものの、雪の影響でシニアなどの顧客の客足が伸び悩んだ。「中華」は同2・5%増(同2・4%増、同0・1%増)。店舗増や割引キャンペーンなどの集客効 で客数が増加した。「焼肉」は同8・3%増(同7・6%増、同0・6%増)。引き続き好調で売上げは14カ月連続で伸長した。
 パブ・居酒屋の売上げは同3・6%減、客数同1・9%減、客単価同1・7%減。飲酒業態は、年始需要は好調だったものの、下旬の大雪と気温の低下などが客足に影響した。業種 では「パブ・ビヤホール」の売上げは同2・3%減(同1・3%増、同3・5%減)。大規模な年始のセールで客数は増えたが、セール割引で客単価が下落した。「居酒屋」は同3・9%減(同3・0%減、同0・9%減)。店舗減少と雪が影響した。
 ディナーレストランの売上げは同3・5%増と、17カ月連続で伸長。客数同2・7%増、客単価同0・7%増。雪の影響はあったが、年始需要が好調だった。喫茶の売上げは同1・1 %増、客数同0・8%減、客単価同1・9%増。ホットフードや菓子メーカーとコラボしたホットドリンクが好評で客単価が上昇した。
 店舗数は、ファーストフードが同0・5%増(洋風0・6%減、和風1・3%増、麺類2・5%増、持ち帰り米飯/回転寿司0・6%減、その他0・2%減)、ファミリーレストランが同1・2%増(洋風0・9%増、和風0・2%増、中華2・6%増、焼肉2・4%増)、パブ/居酒屋が同3・3%減(パブ・ビヤホール0・3%増、居酒屋4・0%減)、ディナーレストランが同0・6%減、喫茶が同2・1%増。
 



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