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   米大豆圧砕増加も輸出下方修正  
  期末在庫5億5500万buに増加
 相場弱材料もアル乾燥天候に注視
     
   米農務省(USDA)は現地3月8日に、今年3回目の報告となる米国農産物2017/18年クロップの需給予想を発表した。 このうち、米国産大豆(2017年9月〜18年8月クロップ)の需給予想では、生産 が確定していることから、収穫面積8,950万エーカー、作付 積9010万エーカー、イールド(エーカー当たり収 )49・1ブッシェルをいずれも据え置いた。この結 、生産量も43億9,200万ブッシェル(約1億1952万トン)と前回予想を据え置き、前クロップを数 で9,600万ブッシェル(2・2%)上回る史上最高の生産高見通しは変わっていない。期初在庫、輸入も含めた供給合計も前回と変わらずの47億1,800万ブッシェルとなっている。 需要量では、「圧砕」を前回予想から1,000万ブッシェル(0・5%)上方修正し、19億6,000万ブッシェルとした。搾油マージンが良好に推移していることを映したもので、大豆油生産、大豆ミール生産も上方修正されている。「種子・飼料、その他」は1億3,900万ブッシェルと据え置き。
 一方で、「輸出」は、ブラジル大豆生産を引き上げたこともあって、同3,500万ブッシェル(1・7%)減の20億6,500ブッシェルに下方修正。結 、需要合計は前月から2500万ブッシェル(0・6%)下方修正して41億6,300万ブッシェルとなった。 需要の減少を受けて、新穀大豆の期末在庫見通しは、前月発表から更に2,500万ブッシェル(4・7%)上方修正して5億5,500万ブッシェルとなった。総需要に対する在庫率は13・33%と前月から更に0・67ポイント上昇した。 当日のシカゴ大豆相場は、期末在庫増とブラジル大豆の生産増が弱材料となったほか、このところの上昇を受けた売りが目立った。
 一方で、アルゼンチンの生産量が下方修正されたことは強材料視され、下落幅は最小限にとどまっている。今後も引き続きアルゼンチンの乾燥天候が大きなポイント。また、4月以降は米国の天候と作付け動向に焦点が移っていく。
 



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