原料大豆粕 
   4月渡し単飼・醸造用豆粕商談
  シカゴ上昇でトン3500円の急騰
 4〜6月長契約も8割5分進捗
     
   製油メーカー筋は3月22日、関東地区の系統飼料メーカー向け2018年4月渡し「単飼ミール」と、味噌、醤油メーカー向けの「醸造用」大豆粕単月商談が、何れも前回3月渡しの平均決着価格からトン当たり3,500円(キロ当たり3円50銭)の大幅値上げで決着した事を明らかにした。
 今回の値上げ決着で、国内の3月渡し「単飼ミール」向け大豆粕価格はキロ当たり68円50銭で、「醸造用」が同91円丁度で流通する事になる(大阪、名古屋地区は配送コストの関係で、単飼ミールが同67円50銭で、醸造用が同90円丁度で流通)。
 一方、商談が継続中の関東地区の配合飼料メーカー向け4〜6月渡し「大豆粕」商談についても、シカゴ相場の軟化や、為替の円高局 を狙って8割5分まで進捗したとしている(詳細は続報)。
 今回商談の環境については「国産大豆粕の指標となるシカゴ大豆ミール相場が、世界最大の大豆製品輸出国である南米アルゼンチンの干ばつを背景に、大豆製品、特にミールに逼迫感が出るとの懸念から、前回商談時に比べ、加重平均でトン当たり40ドル近く急騰していた。一方の要因である為替相場が加重平均で1米ドル=3円の円高に振れた事で、値上げ幅を圧縮した」(製油メーカー油糧販売担当者)として、今回商談の値上げの背景に、前月から継続しているシカゴ大豆ミール相場の上昇を挙げている。
 2017年後半からの単月商談は、6月渡しでトン当たり500円の値下げ、7月渡しも同1,000円の値下げと4月以降は4カ月連続で値下げ決着となった。
 8月は同1,000円の値上げに、9月は据置きで決着していたが、10月渡し商談では、3カ月振りにトン当たり2,500円の値下げで決着した。
 11月は2500円の値上げで、12月渡しも同1,000円の値上げ、1月も同1,000円の値上げと、3カ月連続で値上げ決着していたが、2月渡しは4カ月振りに同1,500円の値下げ決着となっていた。
 前3月はシカゴの急騰で同1,500円の値上げで、当月も含め2カ月連続での値上げ決着となった。
 



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