全  農
   4〜6月期の配合飼料供給価格 
  平均トン約1100円の値上げへ
 コーン、大豆粕、飼料添加物上昇
     
   全農は23日、平成30年4〜6月期の配合飼料供給価格について、飼料情勢・外国為替情勢等を踏まえ、1〜3月期と比べ全国全畜種総平均トンあたり約1100値上げすると発表した。なお、改定額は、地域 ・畜種 ・銘柄 に異なる。
外国為替は円高となるものの、トウモロコシのシカゴ定期や大豆粕価格が値上がりしていることに加え、ビタミン類の価格急騰により飼料添加物が大幅に値上がりしていることなどから、4〜6月期の配合飼料価格は前期に比べ値上げとなる。
全農がまとめた飼料情勢は次のとおり。
トウモロコシ
シカゴ定期は、12月にはブッシェル当たり350セント前後で推移していたが、生育期にある南米産地において乾燥が続き作柄悪化懸念が高まったこと、2月8日発表の米国農務省需給見 しで輸出需要が増加し、期末在庫が下方修正されたことなどから相場が堅調に推移し、現在は380セント前後。今後は、南米産地の作柄と米国産新穀の作付 積や作付時の天候に左右される相場展開が見込まれる。
大豆粕
シカゴ定期は、12月にはトン当たり350ドル前後であったが、米国産大豆の中国向け輸出需要が旺盛であることなどから相場が堅調に推移し、さらに2月に入り乾燥による南米産大豆の作柄悪化懸念が高まったことにより高騰し、現在は410ドル前後。国内大豆粕価格は、シカゴ定期の上昇により、値上がりが見込まれる。
外国為替
  12月には112円を超える水準であったが、米財務長官によるドル安を支持する発言や2月に入り世界的に株価が急落し、リスク回避の動きが強まったことなどから円高が進み、現在は106円前後となっている。今後も、米国の経済・産業政策の動向などを材料とした相場展開が続くと見込まれる。
外国為替は円高も、コーンのシカゴ定期や大豆粕価格が値上がりしていることに加え、ビタミン類の価格急騰により飼料添加物が大幅に値上がりしていることなどから、平成30年4〜6月期の配合飼料価格は前期に比べ値上げとなる。
 


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