搾 油 原 料
   2月大豆輸入23万276トン26%減
  単価5万2018円で8.1%下落
 ミール需要好調も累計8.4%減
     
   財務省関税局は3月29日、2018年2月分の大豆の輸入通関実績(確定値)を発表した。
 それによる本年2月の大豆の輸入実績は、各国合計で23万276トン(内その他大豆303トン)と、前年同月の31万1,995トンに比べ、数 で8万1,719トン、比率で26・2%の大幅な減少となった。
 本年の大豆輸入の経緯は、前1月がミールバリューの上昇などから、前年比20・0%の増加でスタートしたが、当月の大幅減少で1〜2月累計も同46万5,485トン(内その他大豆1,150トン)と、前年同期を4万2,530トン(8・4%)下回って推移している。
 大豆輸入は、生産国アルゼンチンの干ばつ懸念から、世界最大の大豆製品輸出国である同国産大豆ミールの需給逼迫の恐れでミールバリューが70%と前年同期に比べ4〜5ポイント上昇している。
 国内の大豆搾油コストは改善しており、当月は調整局 だったものの、好調な飼料需要を背景に、大豆輸入は増加する事が予想される。
 2月の大豆輸入のうち米国産の輸入 は20万3,105トンで、全体に占める占めるシェアは88・2%と、前年同期に比べ0・1ポイント、前月に比べても3・5ポイント上昇している。
 本年2月の大豆の輸入金額は、各国合計で119億7,859万8,000円と、CIFベースでのトン当たり輸入単価は5万2018円で、前年同月の5万6,576円に比べ、トン当たり4,558円(8・1%)下落している。
 輸入単価は前述したアルゼンチンの干ばつによる減産懸念から、シカゴ大豆相場が上昇して、前月までは前月増で推移していたが、当月は為替の円高もあって、前月に比べると同2,454円(4・5%)の下落に転じている。
 2018年2月単月及び1〜2月累計の大豆の主要国別輸入実績と金額は次の通り。
▽中 国 2,618トン(2億4,777万4,000円)、1〜2月累計5,596トン(5億6,182万5,000円)
▽カナダ 2万4,553トン(16億7,366万1,000円)、同5万7,280トン(37億5,192万9,000円)
米 国= 20万3105トン(100億5,716万3,000円)、同40万2,330トン(204億5,461万6,000円)
▼2月合計 23万276トン(119億7,859万8,000円)、1〜2月累計46万5,485トン(247億9,098万9,000円)。
 


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