2018年通関
   2月ゴマ輸入1万1935トン前年比14%減
  単価14万2852円で13%下落
 アフリカ産シェア73.8%に増加
   
   財務省関税局は3月30日に2018年2月分月の輸入通関実績を公表した。
 このうち「ゴマ」(食品用、搾油用含む)の輸入 は、各国合計で1万1,935トンと、前年同月の1万3,875トンに比べ、数量で1,940トン、比率で14・0%の減少となった。
 本年の原料ゴマ輸入は、前1月が13・9%の増加でスタートしたが、当月の前年割れで1〜2月累計の輸入実績は各国合計で2万3192トンで、前年同期を568トン(2・4%)下回って推移している。
 1月の輸入実績の内、搾油用ミックスゴマが主体となるアフリカ産の実績は8,808トンと、全体に占めるシェアは73・8%で、前年同月の59・9%から13・9ポイント上昇した。前月に比べても僅か0・3ポイントであるが上昇している。
 2月の原料ゴマの輸入金額は、各国合計で17億493万7,000円と、CIFベースでのトン当たり輸入単価は、14万2,852円で、前年同月の16万4,233円に比べ、トン当たり2万1,381円(13・0%)の下落となっている。
 輸入単価は今年に入っての為替の円高傾向から、前月に比べても同6,984円(4・7%)下落している。
 搾油用ミックスゴマ相場は、1月に西アフリカ産の減産や中国の春節(旧正月)需要の買付け等から一旦、トン当たりC&F1,400ドルに上昇したものの、2月に入ると中国の買付けも止まった事で、軟化傾向となり、それ以降3月末現在まで同1,350ドルで推移している。
 2017年の原料ゴマの年間輸入実績は、各国合計で14万8,696トンと、ゴマの相場は軟化したものの、供給責任から高値原料を輸入した前2016年の年間輸入量15万2,101トンに比べ数量で3,405トン、比率で2・2%の減少となった。
 2017年後半からの原料ゴマの輸入経緯は、10月が43・5%の大幅減と9月以降2カ月連続で前年実績を下回っていた。11月は3カ月振りに前年実績を15・6%上回り、12月も同23・9%の大幅増加、前1月も13・9%の増加と3カ月連続で、前年実績を上回っていたが、当月は4カ月振りに前年実績を下回った。
2018年2月単月(300トン以上の輸入実績)の国別輸入実績と金額通り。
ミャンマー 1,438トン(2億6,540万円)、1〜2月累計3,212トン(6億3,206万2,000円)
▽トルコ 306トン(1億1,380万5,000円)、同413トン(1億4,755万7,000円)
グアテマラ 428トン(8,416万6,000円)、同449トン(8,928万5,000円)
▽パラグアイ 384トン(7,734万円)、同945トン(2億360万2,000円)
ブルキナファソ 984トン(1億964万7,000円)、同3,598トン(4億1,885万7,000円)
▽ナイジェリア 2,734トン(3億252万6,000円)、同4,446トン(5億2,181万4,000円)
▽エチオピア 302トン(4,866万8,000円)、同643トン(1億486万3,000円)
▽タンザニア 2,103トン(2億8,313万6,000円)、同4,653トン(6億360万3,000円)
モザンビーク 2,552トン(3億2,633万9,000円)、同3,177トン(4億1,430万3,000円)
2月合計 1万1,935トン(17億493万7,000円)、1〜2月累計2万3,192トン(33億9163万7,000円)
 



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