日本フードサービス協会(JF)
   2月の外食産業市場動向調査 
  全店売上げ前年比3%増に
 低温も振替休日あり客数2.7%増
   
   日本フードサービス協会(JF)は26日、今年2月の外食産業市場動向調査結 を発表した。
 全店売上げは前年同月と比べ3・1%増となり、18カ月連続で前年を上回った。当月は、強い寒波の影響で全国的に低温となり、北陸など日本海側で記録的な大雪に見舞われたことに加え、平昌オリンピックによる外出控えなどから客足に影響が出たところがあったものの、建国記念日の振替休日もあり、全体の客数は同2・7%増となった。客単価も同0・4%増とわずかではあるが伸長した。店舗数は同0・6%増で推移。業態別では、ファーストフードの売上げは同4・5%増と伸長し、27カ月連続で前年を上回った。客数は同5・1%増、客単価は同0・5%減。業種 では、「洋風」の売上げは同2・0%増(客数同1・4%増、客単価同0・6%増)。各社まちまちだったが、リニューアル商品が好調だった。牛丼などの「和風」は同13・9%増(同16・0%増、同1・8%減)。携帯会社とのコラボキャンペーンによって売上げは大幅に伸長した。「麺類」は同3・9%増(同2・2%増、同1・6%増)。店舗増で売上げは伸びた。「持ち帰り米飯・回転寿司」は同1・1%減(同2・7%減、同1・7%増)。店舗数減少や低温による客数減少が影響した。カレーやアイスクリームが含まれる「その他」は同4・2%増(同2・6%増、同1・6%増)。引き続きカレーの客単価が上昇、アイスクリームはSNS経由でのクーポンが好評だった。
 ファミリーレストランの売上げは同2・2%増と4カ月連続で前年を上回った。客数は同0・6%減も、客単価が同2・8%増と伸びた。業種 では、「洋風」の売上げは同0・5%増(同2・5%減、同3・1%増)。店舗限定の特 メニューや高付加価値メニューが好評で客単価が上昇した。「和風」は同0・7%減(同0・7%減、同0・1%増)。寒波がシニアの客足に影響した。「中華」は同5・6%増(同4・0%増、同1・5%増)。店舗増と割引券やスタンプカードキャンペーンの集客効 で売上げは伸長した。「焼肉」は同9・5%増(同9・1%増、同0・4%増)。上昇トレンドが続いており、売上げは15カ月連続で伸長した。
 パブ・居酒屋の売上げは同3・4%減と2カ月連続で前年を下回った。客数同2・6%減、客単価同0・9%減。飲酒業態は、堅調な年末年始需要で下げ止まり感も見られていたが、当月は寒波の影響が大きかったものと推測される。業種 では「パブ・ビヤホール」の売上げは同2・9%減(同0・5%減、同2・4%減)。低温、冬季5輪に加え、インフルエンザの流行も受けて客数が減った。「居酒屋」は同3・5%減(同3・2%減、同0・3%減)。引き続き、店舗数減少が影響した。
 ディナーレストランの売上げは同5・9%増と、18カ月連続で伸長。客数同4・6%増、客単価同1・3%増。テレビCMのエリア拡大によって客数が伸びた店舗、好調な高価格帯店舗などが牽引した。喫茶の売上げは同0・5%増、客数同1・8%減、客単価同2・3%増。引き続き、ホットフードや新商品のドリンクで客単価は上昇したものの、客数は伸び悩んだ。
 店舗数は、ファーストフードが同0・5%増(洋風0・5%減、和風1・4%増、麺類3・0%増、持ち帰り米飯/回転寿司0・3%減、その他0・7%減)、ファミリーレストランが同1・0%増(洋風0・8%増、和風0・0%、中華2・3%増、焼肉2・3%増)、パブ/居酒屋が同3・5%減(パブ・ビヤホール0・3%減、居酒屋4・0%減)、ディナーレストランが同1・6%減、喫茶が同1・7%増。
 



  農務省/食肉流通統計