シカゴ商品取引所
   今週のシカゴ穀物相場見通し
 米国中西部の天候動向を注目
   
   今週のシカゴ商品取引所(CBOT)の穀物先物市場は、米中西部の天候に注目が集まりそうである。天候相場を迎える中、産地では低温多雨の天候が続いている。トウモロコシの作付け作業が遅れれば、相場は下支えされる。
 米農務省は先週9日、今年初めてとなるトウモロコシのクロップ・プログレスを公表した。8日現在の作付け進捗率は2%。前年同期(3%)をわずかに下回り、ロイター 信がまとめた市場予想平均と過去5年平均と同じであった。
 米気象予報センター(CPC)の6〜10日予報(19〜23日)によると、中西部では平年に比べて気温が低く、降雨の多い天候が見込まれている。予報 りであれば、トウモロコシの作付け作業に遅れが出るため、相場にとっては支援材料となる。一方、トウモロコシから大豆に切り替える農家が増える可能性があるため、大豆相場には弱材料となる見通しである。
 農務省が4月10日発表した4月の需給報告では、2017/18年度の米国産大豆の期末在庫が予想に反して下方修正され、相場にとって強い内容となった。
 米商品先物取引委員会(CFTC)の取組高報告(10日現在)によれば、ファンド筋はトウモロコシの買越枚数を前週に比べて増加、大豆の買越枚数は減少させた。
 先週末13日の清算値は以下の通り。
▽トウモロコシ5月物=前週末比2・25セント安の386・25セント
▽大豆5月物=同20・50セント高の1054・25セント
▽小麦5月物=同0・25セント高の472・50セント。
 


 パーム油相場 22