原料大豆粕
   5月渡し単飼・醸造用豆粕商談
  シカゴ軟化でトン500円の下落
 為替相場は前回並みで推移する
   
   製油メーカー筋は週明けの4月23日、関東地区の系統飼料メーカー向け2018年5月渡し「単飼ミール」と、味噌、醤油メーカー向けの「醸造用」大豆粕単月商談が、何れも前回4月渡しの平均決着価格からトン当り500円(キロ当り50銭)の小幅値下げで決着した事を明らかにした。
 今回の値下げ決着で、国内の5月渡し「単飼ミール」向け大豆粕価格はキロ当たり68円丁度で、「醸造用」が同90円50銭で流 する事になる(大阪、名古屋地区は配送コストの関係で、単飼ミールが同67円丁度で、醸造用が同89円50銭で流通 )。
 今回商談の環境については「国産大豆粕の指標となるシカゴ大豆ミール相場が、世界最大の大豆製品輸出国である南米アルゼンチンの干ばつを背景に、大豆製品、特にミールに逼迫感が出るとの懸念から、前回商談時まで上昇傾向にあったが、今回商談では、利食い売りや、米中間の貿易摩擦で、大豆価格が下落するとの懸念から、シカゴ大豆ミールも軟化した。シカゴ相場は加重平均でトン当たり3・0ドル下落した。一方の要因である為替相場は加重平均で1米ドル=106円30銭と、ほぼ横ばいで推移した」(製油メーカー油糧販売担当者)として、今回商談の値下げの背景に、米中間の貿易摩擦を背景にしたシカゴ大豆ミール相場の下落があった事を挙げている。
 2017年後半からの単月商談は、6月渡しでトン当たり500円の値下げ、7月渡しも同1,000円の値下げと4月以降は4カ月連続で値下げ決着となった。
 8月は同1,000円の値上げに、9月は据置きで決着したが、10月渡し商談では、3カ月振りにトン当たり2,500円の値下げで決着した。
 11月は2,500円の値上げで、12月渡しも同1,000円の値上げ、1月も同1,000円の値上げと、3カ月連続で値上げ決着していたが、2月渡しは4カ月振りに同1,500円の値下げ決着となっていた。
 3月はシカゴの急騰で同1,500円の値上げで、前4月渡しもトン当たり3,500円(キロ当たり3円50銭)の大幅値上げで決着していたが、当月は3カ月振りに値下げ決着となった。
 


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