搾 油 原 料
   3月大豆輸入31万5965トン6.1%増
  単価5万772円で10.7%下落
 飼料配合率低下で累計3%減
   
   財務省関税局は4月26日、2018年3月分の大豆の輸入通関実績(確定値)を発表した。
 それによる本年3月の大豆の輸入実績は、各国合計で31万5965トン(内その他大豆483トン)と、前年同月の29万7,853トンに比べ、数量で1万8,112トン、比率で6・1%の増加となった。
 3月の大豆輸入のうち米国産の輸入量 は28万1,649トンで、全体に占めるシェアは89・1%と前年同期に比べ1・7ポイント低下したが、前月に比べると0・9ポイント上昇している。
 本年の大豆輸入の経緯は、1月がミールバリューの上昇などから、前年比20・0%の増加でスタートしたが、前2月が飼料配合率の低下で同26・2%の大幅な減少となった事で、1〜3月の累計数 は、78万1,451トン(内その他大豆1,633トン)と、前年同期を2万4,417トン(3・0%)下回って推移している。
 大豆輸入は、生産国アルゼンチンの干ばつ懸念から、世界最大の大豆製品輸出国である同国産大豆ミールの需給逼迫の恐れでミールバリューが70%と前年同期に比べ4〜5ポイント上昇している事もあり、輸入量 は上昇傾向となっている。
 本年3月の大豆の輸入金額は、各国合計で160億4,203万2,000円と、CIFベースでのトン当たり輸入単価は5万772円で、前年同月の5万6,850円に比べ、トン当り6,078円(10・7%)下落している。
 輸入単価は前述したアルゼンチンの干ばつによる減産懸念から、シカゴ大豆相場が上昇しているものの、それを上回る為替の円高要因から、前月に比べても更に1246円(2・4%)下落している。
 2018年3月単月及び1〜3月累計の大豆の主要国別輸入実績と金額は次の通り。
中 国
1,609トン(1億5,670万5,000円)、1〜3月累計7,205トン(7億1,853万円)
カナダ
3万2,687トン(22億2,434万4,000円)、同8万9,967トン(59億7,627万3,000円)
米 国
28万1,649トン(136億5,946万3,000円)、同68万3,980トン(341億1,440万6,000円
ブラジル単月
20トン(152万円)
3月合計
  31万5965トン(160億4,203万2,000円)、1〜3月累計78万1,451トン(408億3,334万8,000円)。
 
 


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