大豆粕商談
 単飼・醸造用7月渡し大豆粕商談
   シカゴ安でトン1500円の値下げ
 7〜9月渡し2500円高で最終局
   製油メーカー筋は、関東地区の系統飼料メーカー向け2018年7月渡し「単飼ミール」と、味噌、醤油メーカー向けの「醸造用」大豆粕単月商談が、何れも前回6月渡しの平均決着価格からトン当り1,500円(キロ当たり1円50銭)の値下げで決着したことを明らかにした。 今回の値下げ決着で、国内の7月渡し「単飼ミール」向け大豆粕価格はキロ当たり69円で、「醸造用」が同91円50銭で流 する事になる(大阪、名古屋地区は配送コストの関係で、単飼ミールが同68円で、醸造用が同90円50銭で流 )。為替は前回商談時から若干の円安となったものの、シカゴ大豆ミールの下落が値下がりに直結した。シカゴ大豆ミール相場は現地5月23日で7月きりは380・70ドル。先週20日は332・30ドルとなっており、約13%の下落となっている。
 一方の関東地区の配合飼料メーカー向け7〜9月渡し大豆粕商談については、先週後半段階で、一部ユーザーを除いて終局段階に入った。終盤戦はシカゴ大豆ミールが下落基調を強めたことから、成約価格については、前回4〜6月渡しの平均決着価格からトン当たり2500円高値の同5万9500円中心となっている模様。また、中国ミールの競争力が高まる局面もあったことから、安値の中国産に下押しされる場 もあったという。
 中国では大豆粕価格の上昇などで養豚のマージンが悪化。このため、飼料の給餌を抑制するため、豚のと畜を早める動きがあったとしている。このため、同国の大豆粕在庫に余剰感が生まれ、中国ミールの安値局 につながったと指摘している。
 大豆粕商談は、今週前半には完全決着する見込み。一方で、7〜9月の菜種粕商談については、カナダ菜種の高止まりを受けて、製油各社の搾油採算はさらに悪化する見 し。製油側では、厳しい菜種の搾油環境に理解を求め、先週後半段階では、前回平均価格からさらにトン当たり2500円程度の値上げ意向を示している。
 


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