太田油脂
 えごま油の皮膚老化防止効果
 太田油脂と東京工科大学が発表
   太田油脂(愛知県岡崎市・太田健介社長)と東京工科大学は今年3月25日〜28日、金沢市で開催された「日本薬学会第138年会」で、「えごま油」による皮膚の光老化進行抑制作用について研究成果を発表した。
 同社は1988年に、日本で初めて「えごま油」の食用化に成功し、 現在も健康オイルとして「えごま油」の製造・販売を行っている。「えごま油」には「皮膚の健康維持を助ける栄養素」であるnー3系脂肪酸(オメガ3脂肪酸)が豊富に含まれることで、美肌効果に期待が高まっているが、さらなる機能性を探るため、東京工科大学との産学連携に取り組んだもの。
 今回の研究では、太陽光線を浴びた際の「えごま油」による皮膚細胞の老化抑制効果を検討した。 皮膚のシワやたるみ等の老化には、生理的老化と光老化がある。光老化は太陽光線を浴びることによって、老化因子である活性酸素種(ROS)が細胞内に生じることで進行する。  研究の成果としては、「えごま油」は表皮細胞に太陽光線に含まれる紫外線B波(UVB)を照射した際の細胞内ROSの増加を抑制することによって、真皮繊維芽細胞のコラーゲン合成量の低下を有意に抑制することを明らかにした。従って、「えごま油」を皮膚に塗布した場合、UVBによる表皮細胞のダメージを緩和し、 光老化の進行を抑制する可能性が示唆した。また、今回発表した内容は今年5月に特許を出願した。 同社では「今後も、えごま油のパイオニア企業として、その有用性の検証を推し進め、世界を健康 で笑顔にする新たな価値を創造し続けていきたいと考えている」としている。
 


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