全 農
 7〜9月期の配合飼料供給価格 
  平均トン約1550 円の値上げへ
 コーン、大豆粕価格の上昇受け

   JA全農は6月26日、18年7〜9月期の配合飼料供給価格を4〜6月期価格から全国全畜種総平均トンあたり約1,550円値上げする、と発表した。
 なお、改定額は、地域別・畜種別・銘柄別に異なる。
全農がまとめた 飼料情勢は次のとおり。

飼料穀物
シカゴ・コーン相場は、3月にブッシェル当り380セント前後で推移していたが、3月29日発表の作付意向調査で米国産新穀の作付面積が減少する見通しになったこと、産地において低温多雨による作付遅延の懸念が高まったことなどから、同400セント台まで上昇した。その後、天候が改善し、米国産新穀の生育が順調に推移していることなどから、現在は同370ブッシェル前後となっている。今後は、夏場の受粉期に向けて天候に左右される相場展開が見込まれる。
大豆粕
シカゴ大豆粕相場は、3月にはトン当たり410ドル前後だったが、米国産新穀大豆の作付面積が減少する見通しになったこと、南米産大豆粕の輸出が大幅に減少し、米国産大豆粕の輸出需要が増加すると見通されたことなどから、同430ドル台まで上昇した。その後、米国産新穀の作付進捗が平年並みとなり、生育も順調に推移していることなどから、現在は同380ドル前後となっている。国内大豆粕価格は、シカゴ定期の上昇と為替の円安で値上がりが見込まれる。
海上運賃
  米国ガルフ・日本間のパナマックス型海上運賃は、2月にはトン当たり45ドル前後であった。その後は、南米産大豆の輸送需要が1段落したものの、原油相場が堅調であるため、現在も同45ドル前後となっている。今後は、南米産トウモロコシの輸送需要が本格化することなどを背景に、海上運賃は底堅く推移するものと見込まれる。
外国為替
  3月には106円前後であったが、中東や朝鮮半島における国際紛争リスクが低下するとの期待や良好な米国経済指標によって利上げ観測が強まったことなどから円安が進み、現在は110円前後となっている。今後は、米国の経済・産業政策の動向や地政学的なリスクなどを材料に、相場は現行水準で推移するものと見込まれる。
 


飼料用油脂