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   米大豆生産43億1000万buに若干増加
  輸出見通しを1割強引き下げ
 在庫5億8000万buに増加し相場弱気

   米農務省(USDA)は現地7月12日、米国農産物2018/19年クロップの需給予想を発表した。
 このうち、米国産大豆の需給予想では、単収を48・5ブッシェルと、前月予想(6月12日)を据え置いたものの、作付面積を8,960万エーカーに、収穫 積も8,890万エーカーにいずれも上方修正したことから、新穀の生産 は前月から3,000万ブッシェル増加し、43億1000万ブッシェルとなった。事前予想では単収の引き上げが見込まれていたが、据え置きという予想外の数字が示された。このため、生産 は前年実績を約2%下回る水準にとどまっている。
 期初在庫が前月から4,000万ブッシェル下方修正され、4億6,500万ブッシェルとなったことから、供給合計では同1,000万ブッシェル減の48億ブッシェルとなった。
 一方、需要 では、「圧砕」を前月から4,500万ブッシェル上方修正し、20億4500ブッシェルとしたが、「輸出」を2億5,000万ブッシェル(11%)減の20億4,000ブッシェルに下方修正したことから、需要合計は前月から2億500万ブッシェル減の42億2,000万ブッシェルとなった。
 期初在庫の減少で供給 が若干下方修正される中、需要 は米中貿易摩擦の影響を織り込み、輸出需要を減らしたことから、新穀大豆の期末在庫見通しは、前月発表から1億9,500万ブッシェル上方修正し、5億8,000万ブッシェルとなった。総需要に対する在庫率は13・74%となり、前月の8・70%から5・04ポイント大きく上昇した。
 米中貿易摩擦の影響で、シカゴ大豆相場は弱含みが続いている。需給報告では輸出見 しが減少し、期末在庫は前月予想から5割増と過去最高水準に引き上げられる結 となった。ここまで、良好な生育状況で推移しており、生産量も今後、上方修正に向かう可能性がある。シカゴ相場は当面 、下値を探る展開となりそうだ。,
 当日のシカゴ大豆相場は11月きりが一時、838・00セントと約定最安値を付けたが、その後、値を戻し、1・00セント高の849・25セントで引けた。
 


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