ミヨシ油脂(株)
   「ベーカリー&カフェJ」に出展  
  「レス」ニーズ対応の提案を
  伊原靖友シェフ招きセミナー実施

 
 

 ミヨシ油脂はレスをテーマに展開 
ミヨシ油脂(東京都葛飾区・堀尾容造社長)は17〜19日までの3日間、東京・有明のビッグサイト東7ホールで開催された「第7回ベーカリー&カフェジャパン2018」に出展。秋季新製品を含めた提案型製品を揃え、製菓・製パン及びカフェ業態の得意先からは「テーマごとに製品の特徴が整理されていて分かりやすい」とする声が多く、「初日から多くの来場があり、レスコーナーを見入る姿が目立った」(食品本部営業企画部)という。
 「レスニーズソリューション」をテーマに同社製品による
①添加物表示レス②アレルゲンレス③時間レス④不安レスーーを提案。
 またマーガリンの原料が世界各国から調達した植物原料と乳製品であること、マーガリンの特性、製造方法、安全・安心の取組みをパネル展示した。
 「添加物レス」では、食品添加物表示不要の「シャラント」と「酵素入りパールショートニング」を紹介。「アレルゲンレス」では、乳化剤、乳原料、動物性原料、着色料を配合していないマーガリン「クレッシェンド」と、食品添加物表示と動物性原料表示が不要な「ショートニングエンブレム」、乳化剤、乳原料、動物性原料不使用の「粉末油脂マジックファット」の二製品を、「時間レス」では冷凍生地の「フローズンドウ」を活用して作業工程を合理化できると提案した。
 17日はブース内で新製品の「酵素入りパールショートニングを知ろう」をテーマに、パン焼き小屋ZOPFの伊原靖友シェフ(写真左)とミヨシ油脂食品本部技術開発一課係長の塚田修代さんがトークセミナーを三回実施。塚田さんは、酵素入りのパールショートニングの特徴とパン作りにおける酵素の働きなどを説明。伊原シェフは「実際に少 の添加でもやわらかさが長持ちするようだ。実際に使ってみて自分なりに感じて欲しい」と使用感を語った。
 また伊原シェフからはトランス脂肪酸についての説明が求められ、塚田さんは「WHOでは一1日当たりの摂取料を総エネルギーの1%未満に勧告していて、アメリカでは2・2%、EU諸国では1〜2%で、日本は0・3%と低く、厚生労働省でも摂取 、目安 は設定していない。天然と食品工場で製造されるマーガリンのトランス脂肪酸の構造は一緒で、その違いは考えづらいという大学の先生の意見もある。トランス脂肪酸は多種類があり、どのトランス脂肪酸が過剰摂取で心臓病に作用するのかも解明されていない。10年前はトランス脂肪酸の含有 は今と比較すると7〜8倍多かったが、現在ではバターには100ℊ当たり1・9ℊ、マーガリンには0・99ℊ、ショートニングには1ℊ。安心して使っていただける素材として、得意先様がその先の消費者の方々にも正しい情報を伝えることができるよう情報発信していく」と説明した。
 18日はミヨシ油脂食品本部食品油脂研究所の津田信治氏がトランス脂肪酸について塚田さんと同様の見解を示し、参加した60人は熱心に耳を傾けていた。


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