J—オイルミルズ
   「炒飯油」「花椒油」を今秋新発売
   美味しさと機能備えた開発で
 ごま油にアマニ油、えごま油混合も

     
   J—オイルミルズ(東京都中央区・八馬史尚社長)は24日、東京・中央区8丁堀駅近くのキッチン・ベーカリー・オフィス機能を備えた複合型プレゼンテーション施設「おいしさデザイン工房」で2018年秋季家庭用新商品の発表会を一氏は、さまざまなデータをもとに過去10年における家庭用油脂市場の環境を振り返り、「市場動向や消費者目線に立った商品開発に努めることで、油の新しい価値を提案していきたい」と語った。
 2017年で家庭用油脂の環境を振り返えり、重量ベースでは若干右肩下がりの傾向にあるが、金額ベースではオリーブオイル、ごま油、コメ油、えごま油といったプレミアムオイル、健康価値と調味価値、それぞれの強いカテゴリーが全体の7割を占めて大きく様変わりしている、と説明した。
 また家庭の油の使用状況は、2002年の段階では毎月1,000g以上摂取していたヘビー層が三割を超え、ミドル層でも2カ月で1,000g程度は使用し、半数以上の人が何らかの形で油調理に親しんでいたが、2017年になると年間で2,000g程度となり、ライト層といわれる人が過半数を占めるようになった。また揚げ物で使用した油を濾して三回は使用していたが、最近では一回使用したら捨ててしまうという人が大多数を占めるようになり、家庭での油の使用 はかなり減っている。一方ではオリーブオイルとごま油の需要が高まり、油の在庫本数は増えていることから「調理によって、油の使い分けが徐々に浸透してきている」と述べた。
 家庭での油の使用は、炒める・焼く用途が依然として高いものの、つける・かける・和えるといった従来とは違う、生食としての使い方が増え、全体として2割に達しており、そうした新しい使い方はオリーブオイル・ごま油という風味付けの油が大きな構成を占めている、とした。
 同社ではこうした環境変化や消費者の変化を踏まえた商品開発やプロモーション活動を展開しており、その実現に向けたテーマとして
①あぶらで「美味しく」
②あぶらで「美味しく健康に」
③「あぶらを良い状態でお使いいただく」を掲げている。
説明する家庭用グループ長の越川氏
の、あぶらで「美味しく」については、従来、家庭用商品のパッケージには原材料をモチーフにしてきたが唐揚げやオムレツなどメニューで見せることでシズル感を強調。そのため 販店の食油棚に同社の商品を陳列した際には美味しさをモチーフにした食油棚に演出できることを提案している。
の「美味しく健康に」については、新商品の「AJINOMOTO 香り立つパラっと炒飯油」「AJINOMOTO 香り立つ 花椒油(ホアジャオユ)」「AJINOMOTO アマニ入りごま油」「「AJINOMOTO えごま油入りごま油」を市場に提案することで、おいしさと機能を提案していく。
の「油で美味しく健康に」については、嵐の大野智さんを使って親しみやすくメニュー提案したオリーブオイルの「ひとかけ」メニューを7月10日から2週間テレビCMで訴求し、オリーブオイルの販売量 拡大につながったという。このメニューは出張料理人で料理研究家・オリーブオイルソムリエの小暮剛シェフ監修によるもので、チーズを使った卵かけご飯にオリーブオイルをかけた「感動のカルボナーラごはん」とぶっかけうどんにオリーブオイルをかけた「香りとコクのぶっかけうどん」の二品。
 また、同社ではオリーブオイルのおいしさを体感するために消費者を対象とした「風味の違う四種類のオリーブオイルの食べ比べイベント」も実施し、高い評価を得たことから、エクストラバージンオリーブオイルとピュアタイプの商品について、使いやすい中小容 のサイズも投入していく。
 「おいしさと健康機能を持つオリーブオイルは今後ますます市場の拡大が期待されており、オリーブオイルの風味をさらにレベルアップさせるため国際基準ISOの施設を学ぶため弊社スタッフが海外に赴く時にはさまざまなマスターから研修を受けている。今後も市場の動向を見極めながらより消費者目線で商品を開発していきたい」と越川氏。
 なお、業務用の既存商品「J—OILPRO花椒油(フォアジャオユ」)が好調なことから少容量の300 も追加投入した。
写真は今秋新発売する「炒飯油」と「花椒油」
 


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