URSSCE
   ソイオイルで手軽に野菜レシピ
   植物油協会と共催イベント
 大豆油の魅力アピールし復権を
     
   アメリカ大豆輸出協会(USSEC・西村允之日本代表)と日本植物油協会(東京都中央区・八馬史尚会長)は7月30日、東京・銀座の東京ガス「Studio+G GINZA5Fセミナールーム」でソイオイルマイスター×野菜ソムリエ交流イベント「ソイオイルで手軽に始める、コクのある野菜生活〜大豆油、再発見〜」を開催した。当日は、昨年からUSSEC日本事務所が認定を開始したソイオイルマイスターと日本野菜ソムリエ協会が認定する野菜ソムリエが参加し、ソイオイル(大豆油)を使った多 なレシピが提案された。
 協力は日本野菜ソムリエ協会、後援Jーオイルミルズ、日清オイリオグループ、昭和産業。
ポール・バーク氏
 イベントは初めに、USSEC北アジア地域ディレクターのポール・バーク氏が「日本における大豆消費 の70%を米国の農家が担っている。大豆食品は日本ではなじみ深いものとして知られているが、そこに米国の農家が貢献できていることをとても光栄に思っている。今後ともこの関係を強化できることを望んでいる。今回のイベントは、日本でのソイオイルのイメージ向上とさらなる浸透・普及を目的として開催するもの。今後とも日本植物油協会、野菜ソムリエ協会とともに、さらなる(ソイオイルの)使用普及に努めていきたい」とあいさつした。
 引き続き、植物油協会の齊藤昭専務が「世界の人口は今後も増加する一方で、かつ生存年齢も上がっている。日本はトップの長寿国であるわけだが、これを戦後支えてきたのが大豆、大豆油である。ある一定年齢以上の方々の健康は大豆のおかげと言ってもよい。いま、米国やカナダなど世界中で大豆、菜種が生育中であるが、今年から来年は記録すべき年であり、数量が植物油だけで2億トンという記録的な数字となる。命を支えているのはエネルギーであるが、動物油脂だけではなく、植物油が必要で、これをバランスよく摂ることが求められている。日本では250万トンの植物油を供給。以前は大豆油が一番だったが、今は40万トンを割り、厳しい状況にある。大豆油にはリノール酸という健康に良い脂肪酸が多く含まれており、当協会でもこの2〜3年間、大豆油の復権を唱えている。今日はUSSECと野菜ソムリエ協会の皆さまと協業ができるということで非常に楽しみだ。今後も大豆油の復権に努力していきたいと思っている。皆さま方のご協力をお願いしたい」と語り、大豆油の復権に取り組む姿勢を明確にした。
 イベントはこの後、講演に。
 初めに齊藤専務が「食卓に広がる多種多様な植物油とソイオイル」をテーマに、その健康性やおいしさに言及した。齊藤専務は「大豆は必須脂肪酸のリノール酸やオレイン酸、オメガ3脂肪酸のリノレン酸などで構成されている。最近はオメガ3脂肪酸が話題となっているが、リノール酸も含めてバランスよく摂取することが健康にとっては重要である」とした上で、「料理をおいしくする大豆油は、コク、旨みがあることから中華料理や台湾では圧倒的に使われている。油と野菜の関係で言えば、植物油一緒に摂取すると、カロテンやルテインの吸収性を高める。さらに、リン脂質、卵を入れればさらに吸収が良くなる」とそのメリットなどについて詳細に説明した。,
 齊藤専務は最後に、「日本は織田信長の時代から明治、大正、昭和の20年代までは人生50年だった。戦後、この半世紀一気に80歳台まで伸びてきた。これは日本型食生活に、エネルギーの供給、とくに植物油の摂取が貢献したものである。食事もバランスよく、植物油もバランスよく摂取すること、リノール酸も含めてバラスよく摂取することが大事である。そういう意味からも、そろそろ大豆油の復権があってもよいのではないか。いずれにしても、すべての食品をおいしくする油、命を支えるおいしい油を楽しく食べるということが一番大事なことだと思う」と強調した。
 続いて、ソイオイルマイスターで管理栄養士の藤橋ひとみさんが「ソイオイル(大豆油)の魅力再発見」をテーマに講演。藤橋さんはソイオイルマイスターについて説明した後、ソイオイルの特長について安定供給されていることに加え、「食用では液状のままのほか、マーガリンやショートニング、マヨネーズ、ドレッシングと加工用途が幅広い。また、工業用としてはインキや塗料、乳化剤など多岐にわたる。さらに健康 でもビタミンEや植物ステロールなど生活習慣病、がん等の予防への効 も期待される成分が含まれている」と述べた。藤橋さんは調理 についても触れ、「ソイオイルは独特の旨みとコクがある。揚げ物や炒め物などの加熱調理のほか、ドレッシングなど生食もおすすめ」と述べ、野菜料理との相性も抜群であることを強調した。
 野菜ソムリエで管理栄養士の篠原絵里佳さんは「野菜とソイオイル(大豆油)のおいしい関係」をテーマに講演後、「ソイオイルを使った野菜レシピの提案」として、パプリカ、もやし、オクラを大豆油で炒めて調味した「夏 (なついろ)野菜炒め」、豆苗とみょうが、大葉を大豆油、酢、醤油で混ぜ合わせた「豆苗とみょうがの香りサラダ」を実演した。
 


  日清オイリオグループ