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   単米大豆生産45 億8600万 buに上方修正
  収引き上げ生産過去最高へ
 在庫7億 8500万buに増加し弱材料に
         
   米農務省(USDA)は現地8月10日、米国農産物2018/19年クロップの需給予想を発表した。
 このうち、米国産大豆(2018年9月/19年8月クロップ)の需給予想では、作付面積8,960万エーカー、収穫面積8,890万エーカーを据え置く中、単収を前月予想から3・1ポイント上方修正し、51・6ブッシェルとした。過去最高だった16年の52・1ブッシェルに迫る水準まで引き上げた。この単収増によって、新穀の生産量は45億8,600万ブッシェルとなり、前月から6・4%(2億7,600万ブッシェル)上方修正した。前年の43億9,200万ブッシェルを4・4%(1億9,400万ブッシェル)上回り、過去最高を更新する見通し。
 需要面では「圧砕」を前月から1,500万ブッシェル上方修正し、20億6,000万ブッシェルに、「輸出」も2,000万ブッシェル上方修正し、20億6,000万ブッシェルとしたことから、需要合計は前月から3,600万ブッシェル増の42億5,600万ブッシェルとした。
 需要は増加したものの、生産も増えたため、新穀大豆の期末在庫見通しは、前月発表から35・3%(2億500万ブッシェル)増の7億8,500万ブッシェルとなった。総需要に対する在庫率は18・44%となり、前月の9・39%から9・05ポイント大幅に上昇した。
 当日の相場は、今回の報告で単収、生産量が上方修正され、期末在庫も大幅に増加したことが大きな弱材料となり、急落。新穀11月きりは前日比43・25セント安の861・75セントに沈んだ。このほか、世界の大豆在庫の増加、同じく単収増、生産増が示され大きく値を下げたコーン安も圧迫要因となった。一方で、米中貿易摩擦の激化で需要減が懸念されている中国の大豆輸入量が9,500万トンと前月から据え置かれたこと、米国の輸出が引き上げられたことは下支え材料。
 先の後も、需給報告が上値を抑える中、12日までのクロップレポートで「優良」「良」の割合が66%と、前週比1ポイントダウンしたことは強材料となった。1方で、先週の天気予報において、降雨予報が出されたことは弱材料。現地16日は、米中協議再開の報を受けて急反発。11月きりは28セント高の897セントで引けた。
 


  全国油脂販売業者連合会