製油メーカー筋
   単飼・醸造用9月渡し大豆粕商談
  シカゴ下げも円安で据え置き
 10〜12月渡し5割弱進捗若干安
         
   製油メーカー筋は先週前半、関東地区の系統飼料メーカー向け9月渡し「単飼ミール」と、味噌、醤油メーカー向けの「醸造用」大豆粕単月商談が、いずれも前回8月渡しと変わらずで決まったことを明らかにした。シカゴ大豆ミールは前回商談時から3ドルほど下げたが、為替が若干の円安となり、相殺された。
 この結果、「単飼ミール」向け大豆粕はキロ当たり64円50銭で、「醸造用」は同87円となった(大阪、名古屋地区は配送コストの関係で、単飼ミールが同63円50銭で、醸造用が同86円で流通)。
  シカゴ大豆ミール相場は、豊作見通しが上値を抑える中、天候と米中貿易摩擦の動向を眺めて上げ下げを繰り返す展開。前回商談時との比較では平均で三ドルほど下げたものの、為替が若干の円安となって相殺、結果的に前回と変わらずで決着した。
 一方、関東地区の配合飼料メーカー向け10〜12月渡しについては、先週初めの段階で国産は約4〜5割の進捗という。前半戦の成約価格は、前回の平均決着価格から引き続き、トン当たり約1,000円安値の同5万8,500円中心となっている模様。ただ、シカゴ大豆ミールと為替のいどころによっては、前回から値上げした局面での成約もあったと見られる。
 米中貿易摩擦のあおりで中国産の価格は高く、製油側にとっては輸入安値のプレッシャーを受けずに商談を進められる環境が続いている。
 


  納豆連&USSEC