USSEC  
    ソイオイルマイスター表彰式典
  第2回合格者に認定証を授与
 大豆油アンバサダーの活躍に期待
         
   アメリカ大豆輸出協会(USSEC・西村允之日本代表)は24日、東京・港区の東京アメリカンクラブでアメリカ大豆「ソイオイルマイスター2018表彰式典」を開催した。当日は、USSEC北アジア地域代表のポール・バーク氏をはじめ米国の大豆生産者が参加し、合格者に認定証を授与した。
 同検定は、「大豆油」に焦点を当て、大豆油に対する理解促進を通じて大豆油の健全な利用促進と市場形成を図ることを目的に昨年、USSECが企画したもの。第2回目となった今回は、東京、大阪で5月26日に試験が行われ、製油メーカーなど食品業界関係者ら約160人が受検し、昨年に続いて新たな「ソイオイルマイスター」が誕生した。合格者には認定証などが授与されたほか、USSECが来年予定している米国大豆に関する現地研修・視察ツアーに上位合格者を招待する。
 表彰式典では、はじめに全米大豆基金財団副会長で、ケンタッキー州の大豆生産者であるキース・タップ氏が開会あいさつ。引き続き、ソイオイルマイスター検定結 について、立石雅子USSEC日本HUディレクターが「今年は東京と大阪の二カ所で開催し、昨年より38名多い158名の方々に申込みいただいた。試験の結果 だが、平均点は87点。とくにサステナビリティのところで皆さんご苦労されたと思う。ガイドブックで勉強されたものと思うが、そこだけの情報でははなかなか理解に限度があったと思うので、本日のセミナーで理解を深めていただければと思う。また、今年受検していただいた方々の所属については、約3割が搾油メーカーさんで、加工油脂メーカーさん、商社さんがそれぞれ1割、このほか、油問屋さん、食品大豆メーカーさん、検定協会さん、クッキングスクール、大学関係者、レストランの方、豆腐マイスターの方にも参加してだいた」と報告した。
 表彰式では、ポール・バーク氏をはじめ、キース・タップ氏ら米国の大豆生産者が登壇し、今回のソイオイルマイスター検定合格者を代表し、昭和産業財務部経理センター課の山下圭一氏、日本油料検定協会横浜支部分析技術センター食品・油化学部門グループ長の上野宗之氏に認定証とソイオイルマイスターのバッジを授与した。
 山下氏は「アメリカ大豆輸出協会の皆さま、そして米国の大豆生産者の皆さま、本日はこのような盛大な授与式を開催いただき、ありがとうございました。今回の検定に関しては、大豆の知識、そして大豆油の知識を身につける大変良い機会となった。感謝申し上げる。今後は大豆油のアンバサダーとして精進していきたいと思っている」、上野氏も「今回、ソイオイルマイスターという称号をいただいた。その名に恥じ ようにこれからも精進していきたい」と合格者を代表して喜びを語った。
 引き続き、アメリカ農産物事務所のモーガン・パーキンズ所長が「皆さまは今や、米国産ソイオイルの特性や品質について、日本の食品製造業界の中で一番よくご存知といってもよく、今後はソイオイルの需要促進のために緊密に連携していただければと思っている。日本の食生活は変化しているが、依然として大豆食品はその人気を保っており、大豆は日本の食品に原料として幅広く使われている。ソイオイルのブランドは今後もプラスのイメージを持ち続けると信じている」。
 また、日本植物油協会の齋藤昭専務理事は「日本は昭和の20年代までは人生50年だった。戦後、この半世紀で平均寿命は一気に80代まで伸びてきた。これは日本型食生活に、エネルギーの供給、とくに植物油の摂取が貢献したことは間違いない。日本では250万トンの植物油を供給。以前は大豆油が一番だったが、今は40万トン割り、厳しい状況にあることも確かだ。こうした中、当協会ではこの数年、大豆油の復権を唱えている。今回、合格されたソイオイルマイスターの皆さまと一緒になって、大豆油の復権に取り組んでいきたいと思っている」と祝辞を述べた。
 表彰式ではこの後、ポール・バーク氏が「サステナビリティと高オレイン酸大豆について」をテーマに基調講演。また、昨年開催された検定試験で合格、ソイオイルマイスター第一期生のマルキチ・木村真治常務が今年7月に行われた「第一回ソイオイルマイスター米国研修」について、米国の生産者への訪問や輸出ターミナルである全農グレイン、さらに種子会社のデュポン・パイオニアの視察など、大変有意義な研修となったことを報告した。
 


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