日本フードサービス協会  
    7月の外食産業市場動向調査
   全店売上げ前年比0.5%増
 客単価上昇も客数が1.1%減に
         
   日本フードサービス協会(JF)は8月27日、今年7月分の外食産業市場動向調査結果を発表した。
 全店売上げは前年同月と比べ0・5%増となり、23カ月連続で前年を上回った。当月は、土曜日が一日少ない曜日周りに加え、西日本を中心とした豪雨、全国的猛暑、台風などの天候要因で客数が同1・1%減と伸び悩んだが、価格改定や各社各様のキャンペーン、季節メニューの訴求などによって客単価が同1・7%上昇した。店舗数は同0・3%増で推移。
 業態別では、ファーストフードの売上げは同2・0%増と伸長し、32カ月連続で前年を上回った。客数は同0・2%減も、客単価が同2・2%増。業種 では、「洋風」の売上げは同3・0%増(客数同0・1%増、客単価同2・9%増)。季節商品や500円のランチセットなどが好調だった。牛丼などの「和風」は同2・6%増(同0・5%減、同3・2%増)。鰻の販売が好調で客単価が上昇した。「麺類」は同1・0%減(同0・0%、同0・9%減)。クーポンなどの集客で客数は前年並みも客単価が下がった。「持ち帰り米飯・回転寿司」は同0・4%増(同1・9%減、同2・4%増)。価格改定で単価が上昇した。カレーやアイスクリームが含まれる「その他」は同2・0%増(同0・4%増、同1・6%増)。猛暑で好調だった。
 ファミリーレストランの売上げは同0・5%減と2カ月ぶりに前年を下回った。客数が同2・8%減、客単価は同2・3%増と伸びた。業種 では、「洋風」の売上げは同1・6%減(同4・3%減、同2・8%増)。豪雨・猛暑・台風という天候要因で客数が減少した。「和風」は同1・6%減(同2・9%減、同1・3%増)。猛暑でそば業態などは好調だったが、全体的には客数が伸び悩んだ。「中華」は同2・9%増(同2・3%増、同0・6%増)。キャンペーン効 が続いており、客数が伸長した。「焼肉」は同2・0%増(同2・1%増、同0・1%減)。天候や曜日周りなどマイナス要因がある中でも底堅く推移し、売上げは20カ月連続で伸長した。
 パブ・居酒屋の売上げは同5・8%減と7カ月連続で前年を下回った。客数同4・8%減、客単価同1・0%減。業種 では「パブ・ビヤホール」の売上げは同3・1%減(同2・6%減、同0・6%減)。月間キャンペーンで好調だった店もあるが、天候要因がとくにビアガーデンなどで大きく影響した。「居酒屋」は同6・7%減(同5・7%減、同1・0%減)。悪天候に加え、他業態との競争や店舗数減少が続いている。
 ディナーレストランの売上げは同0・2%増と、23カ月連続で伸長。客数同0・1%増、客単価同0・2%増。曜日周りや天候などマイナス要因が多い中、価格がリーズナブルな店舗や商品が顧客に支持されている。喫茶の売上げは同2・0%減、客数同2・8%減、客単価同0・8%増。猛暑で冷たいドリンクなどは好調だったが、異例続きの天候で客数が伸び悩んだ。
 店舗数は、ファーストフードが同0・4%増(洋風0・3%減、和風1・1%増、麺類2・2%増、持ち帰り米飯/回転寿司1・1%減、その他0・7%減)、ファミリーレストランが同0・9%増(洋風0・4%増、和風0・1%増、中華2・6%増、焼肉1・9%増)、パブ/居酒屋が同2・9%減(パブ・ビヤホール0・0%、居酒屋3・4%減)、ディナーレストランが同1・1%減、喫茶が同0・7%減。
 


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