回収油の輸出実績  
    飼料用油脂需要低迷の中、好調に
  1〜7月累計4万トン超で17%増
         
   回収油(2号油)の輸出が今年も堅調に推移している。7月の輸出 は6725トンで前年同月を27%上回っている。今年1〜7月累計の輸出 も4万トンを超え、前年同期と比べ17%増。国内の飼料用油脂の需要が伸び悩む中、引き続き回収油の輸出で需給バランスを保つ形が続いている。
 農水省の配合・混合飼料原料流 状況によると、配合飼料向けの飼料用油脂の使用 は今期46月累計で10万 トン。前年同期の10万7027トンと比べ4・7%減となっている。8カ月連続で前年割れが続いている。これは、油分の高いトウモロコシの使用 が増えているため。主原料であるトウモロコシの配合率は4月が48・4%(前年同月46・4%)、5月が48・7%(同46・9%)、6月が48・5%(同46・8%)と前年を上回って推移している。
 国内の飼料用油脂の需給が緩和する中、回収油の輸出増で需給バランスを維持。7月の輸出量は6725トンで前年同月と比べ27・4%増となった。輸出単価はキロ当たり72円で前年同月の76円と比べ4円安。主な国 では韓国が164トン、シンガポール1,490トン、オランダ2,139トン、スイス998トン、ポルトガル1,640トンなど。
 1〜7月累計は韓国2,414トンで前年同期比30・7%増、シンガポール8035トンで同20・4%減、マレーシア1,834トンで同4,247・5%増、オランダ1万2,839トンで同25・6%減、スイス5,938トン(前年同期実績なし)、ポルトガル8,338トンで同122・5%増など。合計では4万539トンとなり、同17・1%増で推移している。
 


  太田油脂